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日本でのコロナワクチンの有効性99.9%。
ファイザー製の新型コロナウイルスのワクチンは、海外での臨床研究で高い効果が実証されています。
その効果は、はたして日本人にも通じるのでしょうか。
千葉大学医学部附属病院がワクチン接種のデータを集めて研究しました。
ワクチンを接種した約1800人のほぼ全員が抗体を獲得。
千葉大学医学部附属病院が、ファイザー社製の新型コロナワクチンを接種した同院職員の抗体価を調べたところ、1,774名のうち1,773名について、ウイルスの感染を防ぐ中和抗体が十分な量、確認されました。
国内でワクチンに対する抗体反応を調べる研究としては、最大規模ということです。
お酒をよく飲む人は抗体が増えにくい。
また、この調査では、年齢や性別、飲酒頻度などと、抗体との関連についても調べられました。
その結果、抗体が増えやすい人、増えにくい人の傾向が下記のように明らかになりました。
●新型コロナウイルス感染症の既往歴あり
●抗アレルギー薬の内服あり
●1回目と2回目の接種間隔が長い(18日〜25日)
●女性
●免疫抑制薬の内服あり
●年齢が高い
●副腎皮質ステロイド薬の内服あり
●飲酒の頻度が高い
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抗体が<増えやすい・増えにくい>の差はありますが、いずれにしても、日本人へのコロナワクチン接種の効果は高いそうです。
ただ、お酒をよく飲む人は、ワクチンの接種に向けて、少し控えるようにした方が良さそうですね。
■詳しくは、千葉大学医学部附属病院「当院の新型コロナウイルスワクチン接種者の抗体価調査結果についてニュースリリース(2021年6月3日)」へ
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