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インド由来の変異ウイルスとは?
インドで新型コロナウイルスの感染が急拡大している模様が連日、報道されています。
その原因の一つは、インド由来の変異ウイルスの存在だといいます。
このウイルスはどんな特徴があるのでしょうか。
インドの変異株は免疫効果を低下させる!?
インドで最初に確認された変異ウイルスは、「L452R」と「E484Q」という2つの変異を併せ持っています。
このうち「E484Q」については、詳しいことはわかっていません。
一方の「L452R」は、日本人の6割が持つ白血球の型がつくる免疫細胞から逃れる能力があります。
すなわち、6割の日本人がインド株に対して免疫が低下するかもしれないことを意味しています。
また、「L452R」は人の細胞とくっつきやすく、感染力が高いともいわれています。
日本も欧米並みに流行する可能性。
日本をはじめとするアジア諸国は、これまで欧米に比べて新型コロナの感染者数や死者を低く抑えてきました。
しかし、インドでの感染爆発は、アジアでも感染者や死者が多数出ることを示しています。
私たちアジア人にとって、「L452R」が大きな脅威になることが懸念されます。
日本政府には、ぜひ水際対策を徹底してほしいものです。
■詳しくは、東京新聞「インド変異株の発現はアジア人の免疫から逃れるため? 日本人6割で免疫低下か<新型コロナ> ( 2021年5月1日)」へ
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