毎日発信 今朝のLINKED通信
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新型コロナワクチン、利益とリスクを正しく評価すべき。
『今朝のLINKED通信』では、日本感染症学会「COVID-19ワクチンに関する提言」をベースに、そのほかの報道も取り混ぜながら、新型コロナのワクチンについて、シリーズで検証してきました。
日本感染症学会は提言の最後に、次のようなメッセージを掲載しています。
とても納得できるメッセージなので、ここで共有したいと思います。
<終わりに>
ワクチンも他の薬剤と同様にゼロリスクはあり得ません。
病気を予防するという利益と副反応のリスクを比較して、利益がリスクを大きく上回る場合に接種が推奨されます。
国が奨めるから接種するというのではなく、国民一人一人がその利益とリスクを正しく評価して、接種するかどうかを自分で判断することが必要です。
そのための正しい情報を適切な発信源から得ることが重要であり、国や地方公共団体及び医療従事者はそのための情報発信とリスクコミュニケーションに心がける必要があると考えます。
COVID-19の終息に向かって有効で安全なワクチンが、今後正しく理解され、広く普及してゆくことを願っています。
上記メッセージで、私たちが心がけるべきポイントは二つあると思います。
①国が奨めるから接種するというのではなく、国民一人一人がその利益とリスクを正しく評価して、
接種するかどうかを自分で判断すること
②そのための正しい情報を適切な発信源から得ること
情報の多い現代社会では、新型コロナワクチンに関する情報もたくさん飛び交っています。
たとえば、「新型コロナの変異種にはワクチンが効かない」「ワクチン接種後に死亡した」など、報道の表層だけを見ると、恐怖心ばかりが植えつけられてしまいます。
正しい発信源にはいろいろありますが、厚生労働省も、国内外で開発が進められている新型コロナウイルスのワクチンについて、最新の情報をとりまとめ、ホームページで公開しています。
ぜひ、ご参考にお役立てください。
■詳しくは、「厚生労働省/新型コロナウイルス感染症のワクチンの詳細について 」へ
■詳しくは、「日本感染症学会ワクチン委員会/COVID-19ワクチンに関する提言(第1版) 」へ
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