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飛沫量を3割に抑えるフェースシールドが開発された!
前回、新型コロナウイルス感染予防において、フェースシールドを着用してもあまり効果がないことをご紹介しました。その難しい課題に挑戦し、飛沫量の拡散をぐんと削減できるフェースシールドが開発されました。
スパコン「富岳」を活用して開発。
開発したのは、理化学研究所、飲料会社のサントリー酒類、印刷会社の凸版印刷から構成される合同グループ。スーパーコンピューター「富岳」によるシミュレーション結果をもとに、新しいフェースシールドが開発されました。
フェースシールドの形は、おわん型のマウスガードとメガネを組み合わせたようなフォルム。現在、普及している口元のみを覆うマウスガード(マウスシールド)では、7割程度の飛沫が空気中に放出されますが、あごから鼻までを覆うおわん型にすれば3割程度におさえられることが分かったということです。さらに、目からの感染リスクを抑えるため、めがねを組み合わせ、飲食するときはマウスガードを横にずらして使えるように設計されています。
忘年会シーズンまでに実用化をめざす。
開発グループでは現在、飲食店などで使い心地を調べる調査を開始していて、12月の忘年会シーズンまでの実用化をめざしています。しかも、完成したら誰でも生産できるように設計データを公開するそうです。
マスクをして飲食店に入っても、食事するときは外さなくてはなりません。その点、このフェースシールドを使えば、飛沫拡散に配慮しつつ食事を楽しむことができそうです。新型コロナで打撃を受けた飲食店を応援するためにも、一日も早く実用化されるといいですね。
■詳しくは、「NHKおうちで学ぼう「スパコン「富岳」活用してフェースシールド開発 飛まつ量3割に 」2020年10月13日」へ
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