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今朝のLINKED通信

日本の新型コロナ対応、結局、良かったの?悪かったの?

政府が「日本モデル」とも名づけていた、日本の新型コロナウイルス感染症対策。

欧米に比べ、感染拡大は抑えられていますが、はたして対応はうまくいったのでしょうか。

それを検証した報告書が、新型コロナ対応・民間臨時調査会(以下、コロナ民間臨調)から出されました。

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1月からの半年間の政府対応を検証。

コロナ民間臨調は、日本の新型コロナ対応を検証するために、一般財団法人アジア・パシフィック・イニシアティブ(API)が2020年7月に発足させたプロジェクトです。

調査対象は、日本で最初の感染者が確認された1月から半年間の政府対応。安倍晋三首相(当時)をはじめとした政府の責任者や行政官と専門家会議関係者などを対象に多くのヒアリングとインタビューが実施されました。

場当たり的な判断の積み重ね。

その結果、全国一斉の休校要請、緊急事態宣言の発出、ァベノマスクの全戸配布など、一連の施策を「場当たり的な判断の積み重ねだった」と指摘しました。

特に、全国一斉の休校要請は疫学的に意味がなかったとしています。

未知のウイルスとの闘いゆえ、失敗も多かった対応ですが、ここで得た教訓を、次の感染拡大、そして未来のパンデミックに活かしていきたいものです。

なお、この報告書の電子書籍は2020年10月18日、紙書籍は10月23日に発売されます。

■詳しくは、「API【新型コロナ対応・民間臨時調査会】」へ

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