毎日発信 今朝のLINKED通信

今朝のちょっと深読み／マスクによる肌荒れ、どう防ぐ?

夏になり、熱中症予防のために、マスクをはずす機会も増えてきました。
しかし、それでもやっぱり長時間マスクを着用する毎日が続いています。

そのため、肌トラブルに悩む人も増えているといいます。

マスクによる肌荒れの原因は?

マスクによる肌荒れの原因はなんでしょうか。

まず、強い圧力をかけてマスクを着用すると、頬、鼻に刺激性皮膚炎を起こすことが多くなります。(これはとくに、N９5マスク、サージカルマスクなどを用いる医療スタッフに当てはまります)。

また、マスクを着けていると、内側の水蒸気により皮膚が蒸れた状態になります。
それが、マスクを急に外すことにより、皮膚の乾燥につながります。

ていねいなスキンケアでお肌を守る。

マスクによる肌荒れを防ぐには、ていねいなスキンケアが大切です。

まず、マスク装着前に、保湿クリームなどのスキンケアを。
日中も、口回りなどの汗や汚れをこまめに拭き取り、保湿を心がけるようにしましょう。
また、不織布でかぶれやすい人は、マスクの内側にガーゼを入れて、かぶれにくくするのも有効です。

マスクを外したら、石鹸でやさしく顔を洗って清潔に保ちます。その後、ワセリン、ヘパリン類似物質含有軟膏などを用いて、スキンケアをします。

清潔と保湿ケア。

この２つの作戦で、マスクの刺激から、デリケートなお肌を守っていきたいですね。

■詳しくは、東京医科歯科大学医学部附属病院ホームページ「新型コロナウイルス感染症に負けないマメ知識」へ。

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