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今朝のちょっと深読み/マスクの素材で飛沫の量が変わる?
新型コロナウイルス感染症が本格的に広がり出した2月から約半年が過ぎ、市場にはさまざまな素材のマスクが流通するようになりました。では、飛沫量を抑えるという観点からすると、どの素材がいいでしょうか。NHKのニュースウェブに興味深い記事が出ていたので、共有したいと思います。
不織布マスクが効果ナンバーワン。
アメリカのデューク大学などの研究チームが、「マスクが抑える飛沫の量」を研究しました。この研究チームは、化学繊維や綿など素材や形が異なる14種類のマスクを用意。大きな声を出したときに飛沫の粒がどの程度減るのか、レーザービームを使った実験でマスクを通過する量を計測しました。
実験の主な結果は以下の通りです。
<飛沫の量をどれくらい減らすことができるか>
●不織布マスク(ポリプロピレン) …90%以上
●綿のマスク …90%程度〜70%程度
●ニットのマスク …65%程度
●バンダナを二重にしたもの …50%程度
●首から口元までを覆うフリース …0%(飛沫量プラス10%)
これらの数値は、何もつけていない場合と比較したものです。飛沫を飛ばさないためには、不織布マスクがおすすめといえるでしょう。
顔全体にマスクをフィットさせること。
素材選びと合わせて、着け方も大切です。マスクの上部を鼻の形に合わせて折り曲げ、鼻から口までをマスクでしっかり覆います。マスクと顔の間に隙間があると、そこからウイルスが飛び出す可能性があります。
■実験については、NHKのニュースウェブ「飛まつの量 マスクの素材や形で異なる 米大学の研究チーム」(2020年8月21日)へ。
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