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今朝のLINKED通信

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お酒を飲まない人も「脂肪肝」に注意が必要。

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生活習慣病について学ぶシリーズ、11回目は「脂肪肝」についてです。
肝臓をいたわる必要があるのは、お酒好きの人だけだと思っていませんか。
実は、アルコールに関係なく脂肪肝になるリスクがあります。

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脂肪肝はどんな病気?

摂取エネルギーが消費エネルギーを上回ると、余分なエネルギーはグリコーゲンや中性脂肪になります。

それが肝臓にもたくわえられ、肝細胞の30%以上に中性脂肪がたまると「脂肪肝」と診断されます。脂肪肝は自覚症状がほとんどありませんが、そのままにすると肝炎などを引き起こすリスクがあります。

さらに、肝炎の状態が続くと肝硬変になりやすく、肝不全や肝臓がんの危険性が高まります。

健康診断を受けた成人の2〜3割が、「非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)」。

かつて肝臓の病気は、アルコールの飲み過ぎかウイルス性肝炎が大半を占めると考えられていました。

しかし近年、そうでない人も脂肪肝や肝炎を発症することがわかってきました。

こうした肝臓の病気のことを「非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)」といい、健康診断を受ける成人の2〜3割がNAFLDだといわれています(NASH・NAFLDの診療ガイド2010/日本肝臓学会より)。

脂肪肝の予防法は?

アルコール性脂肪肝は大量飲酒が原因なので、とにかく禁酒すること。

非アルコール性脂肪肝の多くは、肥満やメタボリックシンドロームが原因なので、まずは食事や運動などの生活習慣を改善することが大切です。

また、糖尿病や脂質異常症がある人は、それらをしっかり治療しましょう。

※参考サイト
■日本生活習慣病予防協会「脂肪肝/NAFLD/NASH

■厚生労働省e-ヘルスネット「脂肪肝

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