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動脈硬化はどんな病気?
動脈は、心臓から送り出した血液を体のすみずみへと運ぶ血管です。
健康な動脈には十分な太さやしなやかさがありますが、血管に脂状の蓄積物(プラーク)がたまると、血管が狭くなったり、硬く変化していきます。
これが動脈硬化の状態です。
動脈硬化が進行すると、命に関わる病気に。
動脈硬化が進行すると、体のすみずみに血液が届かなくなります。
さらに、血管のプラークが破裂して血栓ができると、命に関わるさまざまな病気を引き起こします。
日本人のおよそ5人に1人は、動脈硬化による心臓や脳の病気で亡くなる(※)といわれており、十分な注意が必要です。
※平成29年(2017)人口動態統計(確定数)の概況(厚生労働省)より
<動脈硬化を原因とする主な病気>
■狭心症・心筋梗塞
心臓の筋肉に酸素や栄養を送る冠動脈が狭くなって「狭心症」になったり、冠動脈が血栓で詰まって「心筋梗塞」を起こすことがあります。
※関連記事:西尾市民病院の子安医師が解説します。「心筋梗塞|専門医監修の症状とセルフチェック」
※3/29(水)開催セミナー申込受付中:心筋梗塞ってなに?心筋梗塞を知って自分の心臓を守りましょう(講師:西尾市民病院 子安正純)
■脳梗塞
脳の血管が詰まると、その先の神経細胞が死んでしまう「脳梗塞」になります。
※関連記事:岐阜県総合医療センターの村瀬医師が解説します。「脳梗塞|専門医監修の症状とセルフチェック」
※3/26(日)開催セミナー申込受付中:脳梗塞は予防が重要!学んで知って生活習慣の改善に努めましょう。(講師:岐阜県総合医療センター 村瀬 悟)
■大動脈瘤
動脈硬化によって、大動脈という太い血管が膨らみます。大動脈瘤が破裂すると、命を落とすことがあります。
■下肢閉塞性動脈硬化症
脚の血管の動脈硬化により血管が狭くなったり、詰まったりする病気です。
動脈硬化は、上のような病気を発症するまで、自覚症状のないまま進行するため、早期発見が何よりも大切です。
※参考サイト
■生活習慣病予防協会「動脈硬化」
■気管支喘息の専門医によるWEBセミナー『【LIVE配信】咳が続いて息が苦しいけれども、気管支喘息?』へ
■慢性閉塞性肺疾患(COPD)の専門医によるWEBセミナー『【LIVE配信】動くとえらいのですが、私COPDですか?』へ
■肺がんの専門医によるWEBセミナー『【LIVE配信】肺がんの話をしましょう!肺がんの最大の危険因子は喫煙、ではない?』へ
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