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今朝のLINKED通信

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慢性腎臓病になりやすいのはどんな人?予防方法は?

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生活習慣病について学ぶシリーズ、7回目は「慢性腎臓病の原因と予防」についてです。
気づかないうちに悪化する慢性腎臓病。
生活習慣病をもつ人は、早いうちから予防を心がけることが大切です。

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慢性腎臓病を引き起こす、主な生活習慣病。

慢性腎臓病になりやすいのは、慢性腎炎など腎臓病の病気を持っている人や、高齢者。

そのほか、以下のような生活習慣病から慢性腎臓病につながることもわかっています。

■高血圧
高血圧が続くと、腎臓の血管で動脈硬化が起こり、血液の通り道が狭くなります。

すると、血液の量が減り、腎臓の働きが悪くなっていきます。この状態を「腎硬化症」と呼びます。

■糖尿病
糖尿病になると血液中に糖分の高い状態が続くため、血管が硬くなります。

腎臓の血管も硬くなり、血液のろ過がうまくできなくなっていきます。

この状態を「糖尿病性腎臓病」と呼びます。

なお、透析療法を開始する原因の第一位は糖尿病で、注意が必要です。

※関連記事:みよし市民病院の二口先生が解説します。「糖尿病|専門医監修の症状とセルフチェック

■痛風
痛風になると、尿酸の結晶が足指の関節だけでなく全身の臓器へ広がります。

それが腎臓にたまって炎症が起きると、腎臓の働きが悪くなり、「痛風腎」と呼ばれる状態になります。

生活習慣の改善が慢性腎臓病の予防法。

慢性腎臓病を防ぐには、高血圧や糖尿病にならないこと。

すなわち、肥満、運動不足、飲酒、喫煙、ストレスなどの生活習慣を改善することが病気予防に直結します。

また、慢性腎臓病は自覚症状がほとんどないため、定期的に血液検査と尿検査を受けることが大切です。

※参考サイト
■日本腎臓病協会「慢性腎臓病について

■腎らいぶらり「腎臓にまつわる病気

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