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血液ドロドロ、脂質異常症の3つのタイプとは?

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生活習慣病について学ぶシリーズ、2回目は「脂質異常症」です。
以前は「高脂血症」と言われていましたが、2007年に改称されました。

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脂質異常症とは?

脂質異常症とは、血液中に含まれるコレステロールや中性脂肪(トリグリセライド)などの脂質が、多い状態のことをいいます。

血液中に余分な脂質が多くなると、動脈硬化を起こしやすくなり、心筋梗塞や脳卒中などのリスクが高くなります。

脂質異常症の3つのタイプ。

以前は、脂質異常症の指標は総コレステロール値でしたが、現在は診断基準が変わり、3つのタイプに分類されています。

(1)悪玉コレステロールが多すぎるタイプ
悪玉とされるLDLコレステロールが多すぎるのは「高LDLコレステロール血症」といいます。

健康診断結果で、LDLコレステロール値が高いかどうかしっかり確認しましょう。

(2)善玉コレステロールが少なすぎるタイプ
善玉といわれるHDLコレステロールが少なすぎるのは「低HDLコレステロール血症」といいます。

血液中から余分なコレステロールがうまく回収されないため、コレステロールがたまりやすく、動脈硬化のリスクが高くなります。

(3)中性脂肪が多すぎるタイプ
中性脂肪が多すぎるのは「高トリグリセライド(中性脂肪)血症」といいます。

中高年男性に多く見られ、中性脂肪が多いと悪玉コレステロールも増えやすいことが判明しています。

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脂質異常症には自覚症状はほとんどなく、気づいたときは深刻な病気を発症していることも少なくありません。

健康診断などで血液検査のデータをしっかり確認していくことが大切ですね。

※参考サイト
■e-ヘルスネット「脂質異常症

■オムロンヘルスケア「脂質異常症

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