中日新聞 地域医療ソーシャルNEWS
  • Facebook
  • Twitter
  • Line

毎日発信 今朝のLINKED通信

今の疾病に関する気になる情報を毎日発信しています。
今の季節だから流行る病気や対策など、いち早く知って予防しましょう。

今朝のLINKED通信

covid

血液ドロドロ、脂質異常症の3つのタイプとは?

このエントリーをはてなブックマークに追加

生活習慣病について学ぶシリーズ、2回目は「脂質異常症」です。
以前は「高脂血症」と言われていましたが、2007年に改称されました。

続きを読む閉じる

脂質異常症とは?

脂質異常症とは、血液中に含まれるコレステロールや中性脂肪(トリグリセライド)などの脂質が、多い状態のことをいいます。

血液中に余分な脂質が多くなると、動脈硬化を起こしやすくなり、心筋梗塞や脳卒中などのリスクが高くなります。

脂質異常症の3つのタイプ。

以前は、脂質異常症の指標は総コレステロール値でしたが、現在は診断基準が変わり、3つのタイプに分類されています。

(1)悪玉コレステロールが多すぎるタイプ
悪玉とされるLDLコレステロールが多すぎるのは「高LDLコレステロール血症」といいます。

健康診断結果で、LDLコレステロール値が高いかどうかしっかり確認しましょう。

(2)善玉コレステロールが少なすぎるタイプ
善玉といわれるHDLコレステロールが少なすぎるのは「低HDLコレステロール血症」といいます。

血液中から余分なコレステロールがうまく回収されないため、コレステロールがたまりやすく、動脈硬化のリスクが高くなります。

(3)中性脂肪が多すぎるタイプ
中性脂肪が多すぎるのは「高トリグリセライド(中性脂肪)血症」といいます。

中高年男性に多く見られ、中性脂肪が多いと悪玉コレステロールも増えやすいことが判明しています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
脂質異常症には自覚症状はほとんどなく、気づいたときは深刻な病気を発症していることも少なくありません。

健康診断などで血液検査のデータをしっかり確認していくことが大切ですね。

※参考サイト
■e-ヘルスネット「脂質異常症

■オムロンヘルスケア「脂質異常症

閉じる

Beyongコロナキャンペーンーコロナを乗り越えこれからの健康を考えよう。ー

その他の記事はこちら

今週のLINKED通信
アーカイブ

その他のアーカイブはこちら

今週の
サポーター情報

REPORT

その他の記事はこちら

Special Thanks

画像提供:PIXTA

中日新聞リンクト編集部からのお願い

皆さまからいただくコメント・ご意見が、私たちの活力になります。より良いサイトづくりのため、皆さまの投稿をお待ちしておりますので、ぜひ下記投稿欄からお気軽にコメントください!
各病院への診療に関する質問・相談等はこちらではお答えできませんのでご了承ください)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です