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オミクロン株の系統株「BA・2」への置き換わりが進行中。
まんえん防止等重点措置は解除されましたが、
オミクロン株の感染者数はなかなか減らず、次の第7波への警戒が強まりつつあります。
その原因の一つが、オミクロン株の系統株「BA・2」の拡大だと考えられています。
5月第1週で、ほぼ「BA・2」に置き換わるという予想。
オミクロン株の系統株「BA・2」は、これまで主流だった「BA・1」「BA・1・1」に比べ、より感染力が高いことがわかっています。
厚生労働省の専門家組織の会合で示された資料によると、「BA・2」は「BA・1・1」を含む「BA・1」と比べ、感染後に他の人にうつるまでの日数を示す世代時間が15%短く、感染者1人が何人に感染を広げるかを示す実効再生産数が26%高いといいます。
また、国立感染症研究所によると、検出割合は4月第1週時点で72%、5月第1週時点で97%に達すると予測されています。
「BA・2」の入院リスクは「BA・1」とほぼ同じ。
では、「BA・2」の病原性にはどんな特徴があるでしょう。
英国保健当局は「BA・2」感染後の入院リスクは「BA・1より高まっているとはいえない」と報告しており、入院リスクはそれほど高くないと見られます。
ただ、東大などの研究チームの動物実験の結果によると、肺組織に早く広がりやすく、「BA・1」への感染による免疫が「BA・2」には効きづらい可能性もあるといいます。
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第7波の到来はなんとしても避けたいところですが、「BA・2」への置き換わりを止めることはできそうにありません。
■詳しくは、YAHOO!ニュース『オミクロン系統BA・2 4月に置き換わり 第6波より高いか(2022年3月26日)』へ
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