毎日発信 今朝のLINKED通信
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今の季節だから流行る病気や対策など、いち早く知って予防しましょう。
新型コロナの飲み薬に明るいニュース。塩野義製薬と興和から。
新型コロナウイルスに感染しても、薬をすぐに飲めるような環境が整えば、安心して生活できますね。
しかも、国産の薬なら信頼できそうです。
そんな飲み薬の動きを二つ、紹介します。
塩野義製薬の飲み薬は…
一つは、塩野義製薬の承認申請のニュース。
同社は新型コロナの軽症者用の飲み薬について2月25日、厚生労働省に承認を申請したと発表しました。
12歳以上の軽症から中等症の新型コロナ患者428人に対して行った治験のデータを分析。
薬の投与を3回受けた後では感染性のあるウイルスが検出された人の割合が10%未満となったということです。
軽症の段階で使える新型コロナの飲み薬は、海外の製薬会社が開発した「ラゲブリオ」と「パキロビッドパック」が国内でも承認されています。
塩野義の飲み薬が承認されれば国内の製薬会社としては初めてで、3種類目となります。
興和の飲み薬は…
もう一つは、厚生労働省の新型コロナウイルス感染症治療薬実用化支援事業の対象に選ばれた興和の「イベルメクチン」のニュース。
興和では、抗寄生虫薬「イベルメクチン」の新型コロナウイルス感染症に対する臨床試験を実施しています。
今回の選定を受け、同社は厚労省の支援を受けながら、さらに治験を推進し、コロナ治療薬としてのイベルメクチンの早期実用化をめざしていきます。
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イベルメクチンは、ノーベル医学・生理学賞を受賞した大村智・北里大学特別栄誉教授が発見した寄生虫病の特効薬です。
治験の行方を、期待して見守っていきたいですね。
■詳しくは、NHK NEWS WEB『新型コロナ軽症者用飲み薬 塩野義製薬が承認申請(2022年2月25日)』へ
■詳しくは、化学工業日報『厚労省、コロナ薬支援で「イベルメクチン」選定(2022年3月7日)』へ
Beyondコロナキャンペーン
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2022.3.10
バットで殴られたような強烈な頭痛を感じたら・・・くも膜下出血のサインかも
「くも膜下出血」は突然、強い頭痛が起きて、すぐに意識を失って死に至ることがあり、治療が成功しても後遺症が残ることもある恐ろしい病気です。
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2022.2.10
乳幼児から高齢者まで、日本では2:1と男性に多く見られる尋常性乾癬。
頭皮や髪の生え際、肘や膝、おしり、太もも、すねなど、外部からの刺激を受けやすい場所に皮膚の炎症があれば、尋常性乾癬を疑ってください。
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2022.2.16
その血便やお腹の張り、ひょっとすると大腸がんかも?
大腸がんは、最も患者が多いがんの一つで初期症状がほとんどなく、進行によって血便や下血、お腹の張りや貧血が起こるようになりますが、早期発見により治療できる確率は高くなっています。
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2022.2.16
神経の通り道が狭くなり足腰が痛む、腰部脊柱管狭窄症
脊柱管狭窄症は、背骨の中にある「脊柱管」という神経の通り道が「狭窄(せまくなること)」する病気で、50代頃から発症する人が増え始め、60〜70代に多くなります。
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2022.3.4
脳から首の間にできる腫瘍、頭頸部腫瘍
「頭頸部(とうけいぶ)」というのは、脳より下で首より上の部位のことをいい、頭頸部腫瘍はその部位にできる腫瘍のことで、良性と悪性があります。
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