毎日発信 今朝のLINKED通信
今の疾病に関する気になる情報を毎日発信しています。
今の季節だから流行る病気や対策など、いち早く知って予防しましょう。
寿命を縮めるセデンタリーなライフスタイルとは?
<セデンタリー>は、英語で“座りがち”という意味。
座りっぱなしで体を動かさない生活(セデンタリー・ライフスタイル)を続けている人が、
コロナ禍の自粛やリモートワークの普及で増えています。
日本人は座っている時間が長い。
そういえば、ここ1、2年で座っている時間が増えたような気がする。
そう実感する人も多いのではないでしょうか。
日本人は、座っている時間が他国に比べて長いというデータもあります。
経済協力開発機構(OECD)に参加する20カ国を対象とした調査によると、日本人の座り時間は一日平均で7時間(420分)。
調査対象20か国の平均である5時間(300分)より2時間も長い結果になりました。
座りがちな生活は「喫煙」と同じくらい健康に悪影響。
WHO(世界保健機関)はセデンタリー・ライフスタイルが喫煙やアルコールの摂り過ぎと同じように、健康を損なう原因になると提言しています。
WHOによると、すべての年代の人々の座り過ぎを減らし、身体活動を促進することで、心血管疾患なら6%、糖尿病は7%、乳がん・大腸がんは10%も減らすことができ、世界中で年間530万人もの死亡を減らせるという推計を発表しています。
また、座り過ぎは命にもかかわります。
オーストラリアの研究では、テレビの視聴時間が1時間長くなると、平均余命が22分短くなるという結果になりました。
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ドキッとした方は、ちょっと生活習慣を見直してみるといいかもしれません。
■詳しくは、ハルメクweb『テレビにスマホ、座り過ぎてない?「座り過ぎ」がもたらす健康リスクとその対策とは?(2021年6月5日)』へ
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