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感染者から2メートル離れても感染リスクはある?
米国疾病対策センター(CDC)が、新型コロナウイルスの感染経路に関する見解を2021年5月7日付で改訂しました。
改訂の内容について、感染症対策の専門家・坂本史衣氏がわかりやすく解説してくれています。
その記事から、気になる部分を紹介したいと思います。
新型コロナの3つの感染経路。
新型コロナ感染の感染経路について、CDCは今回、次の3つに整理しなおしました。
②飛沫や微粒子が、覆われていない粘膜に付着する。
③ウイルスを含む気道分泌物で汚染された手指、あるいは、ウイルスで汚染された環境やモノの表面に触れた手指で粘膜に触れる。
感染者から2メートル以上離れていても安心できない。
上で述べた①について、感染者から2メートル以上離れた場所では感染する可能性は比較的低くなります。
ただし、以下の条件では、2メートル以上離れたところでも感染リスクが生じるそうです。
非常に微細な飛沫やエアロゾル粒子の濃度が高くなります。
2)吐き出す息の量が多い
運動、歌を歌う、叫ぶといった行為を行うと、微粒子の量が増えます。
3)上記の1)と2)の状況にある屋内空間での滞在時間が長い
とくに15分以上滞在すると感染するリスクが高まります。
CDCの見解にみると、「十分な換気と十分な距離」が非常に重要であることがわかります。
これからも気持ちを引き締めて、慎重に行動していきたいですね。
■詳しくは、YAHOO!ニュース「新型コロナの感染経路 いま分かっていること、いまできること(2021年5月8日)」へ
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