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3つめの新型コロナ治療薬、日本で承認。
最近、新型コロナウイルス感染症の薬というと、ワクチンの話題に集中していました。
でも、治療の分野でも朗報が入ってきました。
待望だった新しい治療薬が日本国内で承認されたのです。
関節リウマチなどの薬「オルミエント(一般名バリシチニブ)」。
新型コロナウイルス感染症の治療薬として、国内で3番目に認められたのは、「オルミエント(一般名バリシチニブ)」です。
これは、免疫の異常反応による炎症を抑える関節リウマチなどの薬。
製薬メーカー「日本イーライリリー(株)」が新型コロナウイルスによる肺炎に対する治療薬として、適応追加の承認を申請し、厚生労働省が認めました。
投与の対象は酸素吸入を必要とする人。
投与の対象となるのは、酸素吸入を必要とする新型コロナによる肺炎の患者に限定されます。
先に薬事承認されている抗ウイルス薬「レムデシビル」と併用して使用することで、より早い回復が期待されます。
■国内で承認されている新型薬
●抗ウイルス薬 レムデシビル
●抗炎症薬 デキサメタゾン
●抗炎症薬 オルミエント new!
国内で承認されている薬はいずれも、酸素吸入の必要な中等症から重症です。
変異株は重症化しやすいことでも知られていますが、これらの薬が大きな力を発揮するよう期待したいものです。
■詳しくは、日本イーライリリー株式会社「プレスリリース (2021年4月23日)」へ
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