毎日発信 今朝のLINKED通信
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今の季節だから流行る病気や対策など、いち早く知って予防しましょう。
今朝のちょっと深読み/「隔離を増やせば、収束が早まる」という研究。
特定警戒都道府県以外では、緊急事態宣言の解除に向けて動き出しています。
しかし、都心部では今後もしばらく、人と人との接触を「極力8割削減する」という目標に向け、努力を続けていかねばなりません。
しかし、8割削減をめざさなくても、「隔離率を増大すれば、もっと効果的に蔓延を収束させられる」という注目すべき研究が発表されました。
物理学の先生が提案する「PCR検査と隔離」の重要性。
発表したのは、九州大学の名誉教授(社会物理学)であり、科学教育総合研究所(株)の代表取締役である小田垣孝先生です。
小田垣先生は、全人口を未感染者、感染者、快復者(+死者)に分類。さらに感染者をPCR検査で陽性が確認され隔離された感染者と検査されず市中にいる感染者に分けて計算しました。
その結果・・・
●PCR検査を増やさずに「接触8割削減」を続ける → 収束まで23日
●PCR検査を2倍に増やし「接触5割削減」を続ける → 収束まで14日
●PCR検査を4倍に増やし「接触削減」しない → 収束まで8日
という数値をはじき出しました。
新型コロナウイルスは未知のウイルスであり、その対策にはいろいろな考え方があります。また、今冬に第2波の感染拡大も予測されています。多様な専門家の英知を総動員して、より良い対策を講じていきたいものです。
■詳しくは、「新型コロナウイルスの蔓延に関する一考察」科学教育総合研究所 小田垣孝(2020/5/5)」へ。
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今朝の1枚
『面白い雲を見ると写真を撮ってしまう癖、場所は伏見の交差点あたり、夕方。』
今週の新着情報
新型コロナウイルス対策特集ページ
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■中日新聞LINKED〈発〉 妊婦さんとその周りの人ができること(5月13日)
■中日新聞LINKED〈発〉 心を生きのびよう―ある臨床心理士のつぶやきー(5月13日)
■中日新聞LINKED〈発〉 濃厚接触者について理解を深め、安心して行動しよう(5月12日)
■中日新聞LINKED〈発〉 第1回 コロナ禍の最中でも受診すべき、ほかの病気。(5月11日)
Good Challenge for 新型コロナウイルス対策
■みよし市民病院〈発〉 【動画付】介護予防に、皆で踊ろう、みよし市オリジナル「いいじゃん体操」(5月14日) NEW!
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