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新型コロナワクチン、国内ではどれくらい確保できているの?
海外ではすでに接種が始まっている、新型コロナワクチン。
日本でもワクチン接種に向けて着々と準備が進んでいるようです。
では、国内ではどの程度ワクチンを確保できているのでしょうか。
新型コロナワクチン合計3億1,400万回分を確保。
今のところ、日本は海外メーカー3社と契約を結び、合計3億1,400万回分の供給を受けることが決まっています。
日本の人口は現在、概算で1億2557万人(令和3年1月1日現在:概算値。総務省統計局)。
一人2回接種するとして、国民全員が接種できる以上の量を確保できていると言えます。
確保の内訳は次の通りです。
●米国ファイザー社ワクチン 1億4,400万回分
●米国モデルナ社ワクチン 5,000万回分
●英国アストラゼネカ社ワクチン 1億2,000万回分
最初は、米国ファイザー社ワクチンから。
これらのうち、最初に国内で承認される見込みなのが、米国ファイザー社ワクチンです。
まずは先行接種として国立病院などにおいて約1万人(最大2万人)の医療従事者に接種を行い、続けて約370万人の医療従事者に接種を行う予定です。
医療従事者以外では、3月中旬以降高齢者(約3600万人)へのワクチン接種券(クーポン券)の送付が始まる予定になっています。
接種ワクチンの選択は?
最初はファイザー社ワクチンのみですが、やがてモデルナ社ワクチン、アストラゼネカ社ワクチンも承認される予定です。
その場合、どのワクチンを接種するかは医療機関や市町村が、それぞれ選択するのが望ましく、個人にも必要な情報が提供され、ワクチンを選択できるようになるだろうと厚生労働省は見解を示しています。
各ワクチンの情報について、オープンに公表され、選択できるようになるのが望ましいですね。
■詳しくは、首相官邸「新型コロナワクチン接種に向けた国・自治体の準備状況」へ
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