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新型コロナ、陽性率から何がわかる?
新型コロナウイルス感染症の感染が広がり、各地で医療現場の逼迫が問題になっています。
その報道でたびたび耳にするのが、「陽性率」という指標です。
今日は陽性率について、ちょっと学んでみようと思います。
そもそも陽性率って何?
陽性率は、PCR検査を受けた人の中で陽性だった人の割合。以下の式で導き出されます。
陽性率= (1日あたりの)陽性者数/ (1日当たりの)検査数 × 100(%)
なお、一度陽性の診断を受けた患者に対して、ウイルスがいなくなったかどうかを調べるために行なう検査(陰性確認のための検査)は、分母から除外されます。
陽性率5%以上は、深刻化のサイン。
陽性率は、数値が高いほど地域に潜在的な感染者が多くいる可能性があります。
世界保健機関(WHO)は感染がコントロールできているかどうかを判断するときの目安として、「陽性率5%未満の状態が少なくとも2週間続いていること」を推奨しているといいます。
それを念頭に国内主要都市の陽性率を見てみると、
東京都は7.1%(12月17日)
愛知県は7.5%(12月15日)
大阪府は6.5%(12月18日)
と、軒並み5%を超えています(データは各都道府県サイトより)。
毎日発表される新規感染者数も気になりますが、陽性率の変動も合わせて確認し、現状をしっかり把握していきたいものです。
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