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新型コロナから回復、6カ月後も再感染しにくい。
海外の研究報告で、新型コロナウイルス感染の回復者の免疫は、数カ月後に急速に減少する可能性が指摘されてきました。
その不安を払拭するような、明るい研究報告が横浜市立大学から発表されました。
回復者のほとんどが6カ月後も抗体を保有。
横浜市立大の研究グループは、新型コロナに感染し、回復した376人からそれぞれ6カ月後の血液検体を採取。
感染後に体内にできる抗体の中に、ウイルスの細胞への侵入をブロックする「中和抗体」が含まれているかを調べました。
その結果、回復した人の98%が6カ月後に再感染を防ぐ役割をする「中和抗体」を保有していることが明らかになりました。
重症者ほど中和抗体の強さが大きい。
さらに、症状別に細かく分析したところ、重症・中等症の人ほど中和抗体の強さが大きいことが分かったということです。
日本国内で数百人規模の回復者の追跡調査をしたのは初めてのこと。
一度感染すれば、半年間は再感染しにくい、ということは、世界中で開発されているワクチン開発にある程度期待がもてることが示されました。
今回は6カ月後の結果でしたが、1年後、2年後も抗体を保有し続けることはできるのでしょうか。
横浜市立大学の今後の追跡調査に注目していきたいものです。
■詳しくは、「横浜市立大学プレスリリース」へ
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