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今朝のLINKED通信

新型コロナの治療薬「アビガン」、いよいよ承認申請へ。

昨日は、新型コロナウイルス感染症の死亡者数の減少に、治療法の進化が一役買っていることを紹介しました。
その治療薬候補の一つ、アビガンがいよいよ承認へと向かう見通しです。

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治験で有効性、安全性を確認。

開発した富士フイルム富山化学(株)によると、本年3月から、非重篤な肺炎をもつ患者を対象にアビガンの治験(国内臨床第III相試験) を開始し、有効性と安全性を確認したということです。

アビガンは、すでに国内では抗インフルエンザウイルス薬として製造販売承認を取得している薬剤。ウイルスのRNAポリメラーゼを選択的に阻害することでウイルスの増殖を防ぎます。

重篤になる前にアビガンで症状改善。

アビガンの特徴は、重篤になる前に投与する薬であること。
軽症患者にはアビガン、中等症・重症患者にはすでに新型コロナ治療薬として承認されているレムデシビルを投与することで、総合的な治療効果が期待されます。

報道によると、政府は承認申請の内容を精査して、11月にも承認する方向性だそうです。
アビガンを処方できる医療機関はこれまで限られていましたが、承認されればどの医療機関でも処方できるようになり、重症化防止に有効に使われることになります。

■詳しくは、「富士フイルム富山化学株式会社・ニュースリリース (2020年9月23日)」へ

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