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今朝のちょっと深読み/新型コロナの「指定感染症」って何?
新型コロナウイルス感染症は、感染症法という法律のなかで「指定感染症」に指定されています。
しかし、ここに来て、政府はその感染症法上の運用を見直す方向にあります。
指定感染症は、新型コロナへの対策を迅速に行うために定められた区分。
では、そもそも指定感染症とは何でしょうか。感染症は迅速かつ適確に対応するため、危険度に応じて「一類〜五類感染症」、「新型インフルエンザ等感染症」、「新感染症」、そして「指定感染症」という区分に分けられます。
このうち指定感染症は、新しい感染症への対策を法律に基づいて迅速に行うために、期限つきで運用できるように定められた区分です。
新型コロナは、2020年1月28日から2021年2月6日までの期限が定められています。
指定感染症だから陽性者には入院を勧告。
新型コロナは指定感染症なので、個人の権利がある程度制限されます。都道府県知事は、まん延を防止するために必要であれば、新型コロナで陽性となった人に入院を勧告することが原則となっています。
ただし、現在は無症状者や軽症者は、宿泊施設などでの安静・療養を行うことになり、臨時応急的な措置として、自宅療養も認められています。
政府は軽症や無症状の感染者も原則入院という措置を見直すことで、保健所や医療機関の負担を軽減することをめざしています。同時に、国民の不安を抑え、経済活動を活発化させる狙いを持っているようです。
■詳しくは、コロナ有志の会「指定感染症とは?」へ。
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