毎日発信 今朝のLINKED通信
今の疾病に関する気になる情報を毎日発信しています。
今の季節だから流行る病気や対策など、いち早く知って予防しましょう。
歯周病は全身の健康に影響。
政府で導入が検討されている「国民皆歯科健診」ですが、
「なぜ全身の健康のために、歯の健康が大切なの?」という疑問を抱いた人もいると思います。
実は、口腔と全身は密接につながっています。
全身疾患を招く歯周病。
中高年の90%近くがかかっていると言われる歯周病。
歯垢の中の細菌によって歯肉に炎症をひき起こし、やがては歯を支えている骨を溶かしていく病気のこと。
知らず知らずのうちに進行し、歯磨きだけで予防することが難しいことでも知られています。
最近の研究で、この歯周病が他の全身疾患と関連していることが分かってきました。
■狭心症・心筋梗塞
歯周病菌の刺激により動脈硬化を誘導し、血液の通り道が細くなります。
■脳梗塞
歯周病の人はそうでない人の2.8倍脳梗塞になりやすいと言われています。
■糖尿病
糖尿病の人は歯周病にかかっている人が多いと言われています。さらに、歯周病になると糖尿病が悪化すると言われています。
■動脈硬化
歯周病関連細菌やその代謝産物、歯周炎により産生された炎症性サイトカインなどが動脈内膜に侵入し、動脈硬化を悪化させると考えられています。
■その他
歯周病はメタボリックシンドロームや骨粗しょう症などにも影響します。
健康で長生きするために、歯科健診はとても重要な役割を担っているといえそうです。
■詳しくは、健康長寿ネット『歯周病と全身疾患の関係』へ
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