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毎年の歯科健診が国民の義務に!?
すべての国民に歯科健診を義務づける「国民皆歯科健診」の導入に向けた検討が本格的に始まりました。
これには、一体どんな狙いがあるのでしょうか。
歯科健診の狙いは医療費の抑制。
政府がつくる「骨太の方針」で、「国民皆歯科健診」の導入が検討されています。
この背景には、丈夫な歯を維持して心身機能の低下や病気の誘発を防ぎ、医療費の抑制につなげる目的があります。
厚生労働省によりますと2020年度の医療費は42.2兆円と、前年比で若干減少しているものの、近年は過去最高額を更新し続けており、医療費の削減は急務の課題です。
定期的な歯科健診を義務化することで、歯周病の早期発見を促し、医療費の上昇に歯止めをかけたい意向です。
2人に1人が1年以内に歯科健診を受けていない。
現在、「歯科健診」は1歳半と3歳、学校に通う子どもが受診義務の対象ですが、それ以外は個人の自由に任されています。
そのため現在は、2人に1人が1年以内に歯科健診を受けていないそうです。
年齢を問わず1年に1回の歯科健診の受診を義務づければ、従来よりも歯の健康を守っていけるはずです。
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歯科健診の義務化は検討段階にあり、決まったわけではありません。
ただ、義務化されないにしても、歯科健診は健康づくりの要。
ときどき歯科に通い、歯周病のチェックや歯のクリーニングを受けましょう。
■詳しくは、産業保健新聞『企業での歯科健診も義務化される?政府が
「国民皆歯科健診」を検討!(2022年5月31日)』へ
Beyondコロナキャンペーン
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