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新型コロナ、「2類相当」から「5類」になると、何が変わる?
現在、新型コロナウイルス感染症は、感染症法で厳しい措置をとることのできる「2類相当」に位置づけられています。
これを岸田首相が見直し、引き下げる方向に入ったと報道されています。
さて、「2類相当」から「5類」になると何が変わるでしょう。
現在の位置づけ「2類相当」とは?
感染症法はウイルスの危険度に応じて1〜5類などに分かれます。新型コロナはこのうち、結核や重症急性呼吸器症候群(SARS)と並ぶ「2類相当」に位置づけられています。
これは、致死率の高いエボラ出血熱やペストに適用される「1類」に次いで、高い水準です。
「2類相当」の厳しい政策から社会経済活動との両立へ。
2類相当では、新型コロナに感染した場合、入院を指示されたり、保健所の調査への協力を求められたりします。
また、流行が広がれば、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が適用され、制約ある生活を強いられます。
しかし、重症化率の低いオミクロン株の特性を踏まえれば、社会経済活動との両立をめざすために引き下げることは選択肢の一つになります。
「5類」になると、どうなるの?
「5類」になると、インフルエンザとあまり差がない扱いになるので、規制などがかかることはなくなります。
症状が出れば、近所のクリニックを受診し、適切な治療を受けることになるでしょう。
■詳しくは、DIAMOND online『【独自】コロナ「2類相当→5類」指定に見直しへ、岸田首相が決断(2022年4月9日)』へ
■詳しくは、東京新聞TOKYO Web『<Q&A>新型コロナを「2類相当」から「5類」に引き下げると何が変わる?(2022年2月20日)』へ
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