中日新聞 地域医療ソーシャルNEWS
  • Facebook
  • Twitter
  • Line

毎日発信 今朝のLINKED通信

今の疾病に関する気になる情報を毎日発信しています。
今の季節だから流行る病気や対策など、いち早く知って予防しましょう。

今朝のLINKED通信

コロナ

ワクチン接種の「努力義務」とはどういう意味?

新型コロナウイルスワクチンの5〜11歳の子どもへの接種について、
厚生労働省は無料で受けられる公的な予防接種に位置づける方針を決めました。
そこで議論されるのが、接種を保護者の「努力義務」とするかどうか…。

続きを読む閉じる

「努力義務」とは予防接種法の規定で定められていること。

そもそも努力義務とは、どういう意味でしょう。

これは、「接種を受けるよう努めなければならない」とする予防接種法の規定で、日本脳炎や風疹など定期接種のワクチンの多くに適用されています。

かつての予防接種法では「義務」とされ、受けなかった場合は罰則もありましたが、個人の意思を尊重すべきだとして平成6年に「努力義務」に改められました。

新型コロナワクチンは妊婦をのぞいて「努力義務」。

新型コロナウイルスのワクチンについても、まん延防止の観点から「努力義務」と位置づけられています。

ただし、妊娠中の女性は胎児への影響に関するデータが不足しているなどとして対象になっていません。

「努力義務」の強制力は?

「努力義務」であっても、接種はあくまでも任意です。

本人や、16歳未満の場合は保護者が有効性や安全性を考慮して接種するかどうかを決めることになっていて、接種を受けなくても罰則はありません。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
子どものワクチンの努力義務については、専門家の意見も分かれています。

接種のメリット・デメリットをしっかり見極めてから判断したいですね。

閉じる

Beyondコロナキャンペーン

その他の記事はこちら

今週のLINKED通信
アーカイブ

その他のアーカイブはこちら

今週の
サポーター情報

REPORT

その他の記事はこちら

Special Thanks

画像提供:PIXTA

中日新聞リンクト編集部からのお願い

皆さまからいただくコメント・ご意見が、私たちの活力になります。より良いサイトづくりのため、皆さまの投稿をお待ちしておりますので、ぜひ下記投稿欄からお気軽にコメントください!
各病院への診療に関する質問・相談等はこちらではお答えできませんのでご了承ください)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です