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毎日発信 今朝のLINKED通信

今の疾病に関する気になる情報を毎日発信しています。
今の季節だから流行る病気や対策など、いち早く知って予防しましょう。

今朝のちょっと深読み/新型コロナの重症度は4分類。

新型コロナウイルスは、人類にとって未知のものでした。しかし、世界各国で症例が蓄積され、病態の理解も進み、診断や治療も進歩してきました。

そこで、厚生労働省では『新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き』を2カ月ぶりに改訂し、第2版(2020年5月18日)を発行。

そのなかで、新たに4つの重症度分類と診療のポイントを示しました。この重症度分類によって、患者の症状に応じて、より効果的な管理をしていくことが期待されます。

軽症から重症までの主な症状と診療のポイント。

【軽症】

酸素飽和度(※)96%以上。呼吸症状なし、咳のみ息切れなし。

●診療のポイント
多くは自然軽快するが、急速に病状が進行することもある。リスク因子のある患者は入院。

【中等症I】 呼吸不全なし

酸素飽和度(※)93%より高く96%より低い。息切れ、肺炎の症状。

●診療のポイント
入院して慎重に観察。低酸素血症であっても呼吸困難を訴えないことがある。患者の不安に対処することも重要。

【中等症II】 呼吸不全あり

酸素飽和度(※)93%以下。酸素投与が必要。

●診療のポイント
呼吸不全の原因を推定。高度な医療を行える施設へ転院を検討。

【重症】

ICU(集中治療室)に入室、もしくは人工呼吸器が必要。

●診療のポイント
重症肺炎は、L型(肺はやわらかく、換気量が増加)とH型(肺水腫で、ECMOの導入を検討)に分類される。

※酸素飽和度とは、血液に含まれる酸素の量のこと。肺炎になると、肺にある酸素を十分に血液中に取り込めなくなり、数値が下がります。

■詳しくは厚生労働省『新型コロナウイルス感染症(COVID-19) 診療の手引き・第2版』(2020年5月18日)へ

見逃し配信情報

自宅でできる運動をご紹介

三重県桑名市のヨナハ総合病院・リハビリテーション科から自宅でできる運動動画を紹介します。
理学療法士がストレッチや筋トレ、作業療法士が肩、肘、手首の運動など、目的別、部位別の動画を公開しています。

詳しくはこちら>>動画付】自宅でできる運動をご紹介

みよし市オリジナル「サンQ体操」

みよし市民病院では、ご高齢の方の転倒予防や下肢の筋トレとして、ご自宅で簡単にできる健康体操を紹介します。

詳しくはこちら>>【動画付】みよし市オリジナル「サンQ体操」

ほっと一息 コロナの休息

編集部の協力クリエイターたちが提供してくれた、ほっと一息つけるコンテンツを毎日お届けします。

今朝の1枚

『朝8時前から陽射しが暑く、左膝も痛くなりそうだったので今朝は森へ!
猪高の森を小回りするつもりだったけど、結果的にはいつもよりたくさん歩いていた。
大腿前筋を伸ばすストレッチ、たくさんやって膝痛を防がねば!』

撮影者プロフィール

南部辰雄(なんぶ たつお)
Tatsuo Nambu

名古屋生まれ、高校まで名古屋で育ったなァ、確か・・
詳しくはコチラ>>https://www.nambu-web.com/

今週の新着情報

新型コロナウイルス対策特集ページ

■中日新聞LINKED〈発〉 新型コロナウイルスに関係するストレスと対処方法(5月25日) NEW!

 

『LINKED Plus』アーカイブ集 ※こちらは過去に配信した特集記事となります。

新型コロナウイルス感染症が猛威をふるう今、もう一度、自分たちの地域医療を支える病院の取組を再確認しませんか?

LINKED Plus 病院を知ろう

西尾市民病院

地域が求める
緩和ケアを。

自治体病院の使命として、
住民が必要とする医療を、提供し続ける。
詳しくはこちら>>アーカイブ集へ

 

画像提供:PIXTA

 

 

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