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今朝のちょっと深読み

約80％の人がコロナストレスを実感。

シルバーウイークの人出を見ると、少しずつ日常を取り戻しつつあるようにも感じますが、新型コロナウイルス感染症はまだまだ収束の兆しが見えません。

「自分や家族が感染するかも」「この先、生活はどうなるんだろう」という不安や恐怖を感じている人も多いと思います。

筑波大学の研究チームが全国アンケート調査を実施中。

新型コロナウイルスの感染拡大は、人々のメンタルヘルスにどのような影響を与えているのでしょう。

筑波大学の研究チームは、新型コロナウイルス感染症に関わるメンタルヘルス問題の実態と心理的機序(心理的な仕組みやメカニズム)の解明を目的として、2020年8月4日からアンケート調査をスタート(現在、継続中)。

8月10日までに集まった回答を暫定的に解析し、中間結果として公表しました。

多くの人がストレスを感じたという結果。

その中間報告によると、新型コロナに関連したストレスの程度は、「とても感じた」「少し感じた」を合わせると8割に達しました。多くの人がストレスを抱えていることがわかります。

また、ストレスの中身として、「自分が感染する危険があった」ことを挙げる人がもっとも多く、「自粛に伴い仕事や学校に支障をきたした」「家族が感染する危険があった」という答えが続きます。

4番目に多かったのは、「自粛で自分の生活を見直すことができた」という前向きな意見。コロナ後に目を向けるポジティブな意見を聞くと、なんだか元気がわいてきますね。

 

■詳しくは、筑波大学　災害・地域精神医学「新型コロナウイルス感染症に関わるメンタルヘルス全国調査」へ。

 

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画像提供：PIXTA