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今朝のちょっと深読み
新型コロナ、ワクチン・ナショナリズムへの懸念。
イギリスの製薬会社アストラゼネカをはじめ、新型コロナウイルス感染症のワクチンを開発している製薬会社など9社は「安全を最優先に開発を進める」という共同声明を発表しました。
なぜ今、製薬会社は共同で安全宣言を出したのでしょうか。
自国優先のワクチン争奪戦。
その背景には、世界で加熱するワクチン・ナショナリズム(国家主義)の動きがあります。
世界の大国は今、自国優先のワクチン争奪戦を繰り広げ、製薬会社にもワクチンの開発を急がせていると思われます。
しかし、製薬会社が拙速な承認申請すれば、多くの人に健康被害がもたらされる危険があります。
そうした事態を防ぐために、9社は「安全性と接種者の健康を常に最優先にする」ことを表明したのでしょう。
国益優先より国際協調へ。
WHO(世界保健機関)は、ワクチン・ナショナリズムの広がりに懸念を示し、WHOなどが立ち上げた「世界各国にワクチンを公平に届けるための枠組み」に多くの国が参加するよう呼びかけています。
EU(ヨーロッパ連合)の執行機関にあたるヨーロッパ委員会は、すでに参加を表明したといいます。
一部の富裕国にワクチンが行き渡ったとしても、世界中から新型コロナウイルス感染症を封じ込めることはできません。
世界各国が協力することで初めて、新型コロナウイルスのパンデミックを収束へ導くことができるのではないでしょうか。
今週のNEWS
新型コロナウイルス感染症
介護施設における新型コロナウイルスの現実①
介護施設でのクラスターは終息までに時間がかかり、状況によっては閉鎖に追い込まれる可能性もあります。
パート①は、「クラスターになりやすい要因」です。
詳しくはこちら>>介護施設における新型コロナウイルスの現実①
介護施設における新型コロナウイルスの現実②
介護施設でのクラスターパート2は、介護施設でクラスターが発生した時の影響についてです。
感染者がひとりでも発生すると、施設全体に大きな影響を与えます。
詳しくはこちら>>介護施設における新型コロナウイルスの現実②
介護施設における新型コロナウイルスの現実③
介護施設でのクラスターパート3は、介護施設におけるクラスター予防の課題について考えていきます。
この数カ月数ヶ月で、介護施設での課題がさまざま様々見えてきました。そして改善するための対策も今後強化する必要があります。
詳しくはこちら>>介護施設における新型コロナウイルスの現実③
見逃し配信
地域医療を知ろう!
在宅療養支援病院
「ときどき入院、ほぼ在宅」と言われるように、今後は療養生活の場が入院中心から在宅中心に移行すると予想されています。
そして、こうした在宅療養生活を支える役割を担うのが「在宅療養支援病院」です。
詳しくはこちら>>地域医療を知ろう!
地域医療を学ぼう!
がん診療連携拠点病院等
がん診療連携拠点病院等とは、全国どこでも質の高いがん医療を受けられるように、厚生労働大臣が地域ごとに指定したがん診療の拠点となる病院です。
詳しくはこちら>>地域医療を学ぼう!
今週のLINKED通信
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ほっと一息 コロナの休息
編集部の協力クリエイターたちが提供してくれた、ほっと一息つけるコンテンツを毎日お届けします。
今朝の1枚
『少しクローズアップめの物撮りをしたいけど・・・』
画像提供:PIXTA
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