毎日発信 今朝のLINKED通信
今の疾病に関する気になる情報を毎日発信しています。
今の季節だから流行る病気や対策など、いち早く知って予防しましょう。
今朝のちょっと深読み/新型コロナとインフルエンザ。
連日、新型コロナウイルス感染拡大について報道されていますが、実は季節性インフルエンザも毎年、多くの人が発症する感染症です。その違いを見てみましょう。
季節性インフルエンザとは。
インフルエンザは、A型、B型、C型のインフルエンザウイルスを原因とする感染症です。突然現れる高熱、頭痛、関節痛、筋肉痛など全身の症状が強いのが特徴。のどの痛み、鼻汁、咳なども見られます。小児は中耳炎、熱性けいれんなどを併発し、重症になることも。また、高齢者や呼吸器、心臓などに慢性の病気を持つ人は、もともとの病気が悪化しやすく、死に至ることもあります。
ただし、インフルエンザにはワクチンや多くの治療薬があります。新型コロナウイルスには、まだワクチンもなく、治療薬も少ないところが大きな違いです。
死者数は、インフルエンザの方が多い。
例年のインフルエンザの感染者数は、国内で推定約1000万人いると言われています。 そして、直接的、間接的にインフルエンザの流行によって生じた死亡を推計する超過死亡を含めた年間死者数は、日本で約1万人と推計されています。これに対し、これまでの新型コロナウイルス感染症による死者数は、1022人(厚生労働省・8月5日0:00現在)。これからどの程度増えるかわかりませんが、今のところ、インフルエンザよりもかなり少ないことがわかります。
この秋冬はインフルエンザにも要注意。
高齢者や基礎疾患を持つ人にとって、インフルエンザは新型コロナウイルスと同じように怖い病気です。十分に用心して過ごしていきましょう。
■インフルエンザの詳しい情報は、厚生労働省「インフルエンザの基礎知識」へ。
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■中日新聞LINKED〈発〉 今朝のLINKED通信おまとめ版!〈2020年8月11日号〉
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