毎日発信 今朝のLINKED通信
今の疾病に関する気になる情報を毎日発信しています。
今の季節だから流行る病気や対策など、いち早く知って予防しましょう。
今朝のちょっと深読み/新型コロナ、空気感染の可能性も?
これまで新型コロナウイルスの主な感染経路は、飛沫感染と接触感染の二つだと考えられてきました。
しかし先日の報道によると、世界保健機関(WHO)が、新型コロナウイルスについて空気感染の可能性を示す科学的証拠が蓄積されつつあると発表しました。
これには、驚いた方も多かったのではないでしょうか。
空気感染は、空気中に漂う微粒子を吸い込むこと。
では、空気感染とはどのような感染経路なのでしょうか。
東京大学保健センターのホームページを参考に確認してみましょう。
●空気感染には「飛沫核感染」と「塵埃(じんあい)感染」がありますが、新型コロナウイルスでは「飛沫核感染」を指します。
●飛沫核とは、感染者から排出された飛沫から水分が蒸発して極小になった粒子(直径4μm以下)のこと。
●空気中に漂う飛沫核を直接吸い込んで感染するのが、飛沫核感染(空気感染)です。
●新型コロナウイルスの飛沫核は、3時間程度は感染性を持つとの報告もあります。
空気感染を防ぐには、換気が大切。
飛沫核感染は、病原体を含む微粒子が空気中に浮遊することで起きるため、それを防ぐには換気が重要です。
3密(密閉、密集、密接)を避け、オフィスや家の中など、長時間過ごす空間では、意識して換気をするようにしましょう。
また、PCR検査を拡充し、無症状者を早く発見して、隔離していくことも重要ではないでしょうか。
■詳しくは、東京大学保健センター「感染の方法」へ。
今週の新着情報
Good Challenge for 新型コロナウイルス対策
■中日新聞LINKED〈発〉 今朝のLINKED通信〈2020年7月20日号〉
■中日新聞LINKED〈発〉 今朝のLINKED通信おまとめ版!〈2020年7月20日号〉
見逃し配信情報
感染しない・させないための新しい生活様式②
少しずつ行動範囲が広がってくるなかで、生活シーンごとの行動ポイントをまとめましたので、ぜひ参考になさってください。
詳しくはこちら>>感染しない・させないための新しい生活様式②
感染しない・させないための新しい生活様式③
これからの安心して働ける環境作りと制度作りは、社会全体の課題として取り組まなければなりません。
個人、組織、両方の視点から、新しい働き方を実践する必要があります。
詳しくはこちら>>感染しない・させないための新しい生活様式③
ほっと一息 コロナの休息
編集部の協力クリエイターたちが提供してくれた、ほっと一息つけるコンテンツを毎日お届けします。
今朝の1枚
『夏っぽい晴れ間が出たので、写真もリハビリ的にいつも撮る円形花壇のベリーの元気な枝ぶりを上からGFXでアンダー目に撮ってみた。』
『LINKED Plus』アーカイブ集 ※こちらは過去に配信した特集記事となります。
新型コロナウイルス感染症が猛威をふるう今、もう一度、自分たちの地域医療を支える病院の取組を再確認しませんか?
LINKED Plus 病院を知ろう
「地域と病院を繋ぐ」という、
訪問看護師の挑戦。
「私の使命は、患者さまとそのご家族が抱く、
“自宅で療養したい”という願いを叶えること。
専門家が一丸となれば、その思いはきっと実現できる」。
詳しくはこちら>>アーカイブ集へ
画像提供:PIXTA
中日新聞リンクト編集部からのお願い
皆さまからいただくコメント・ご意見が、私たちの活力になります。より良いサイトづくりのため、皆さまの投稿をお待ちしておりますので、ぜひ下記投稿欄からお気軽にコメントください!
(各病院への診療に関する質問・相談等はこちらではお答えできませんのでご了承ください)
コメントを残す