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ご存じですか?「夏血栓」。暑さで脱水すると、血栓症のリスクアップ!

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脳梗塞や心筋梗塞などの血栓症は、冬に多い病気と言われます。
でも実は、血栓症は夏場も起こりやすく、「夏血栓」とも呼ばれています。

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夏血栓の原因は何?

夏の血栓症の主な原因は、「脱水」といわれています。

大量に汗をかく夏は、水分不足から脱水症を起こしやすくなります。

すると、血液がどろどろになって血栓(血の塊)ができやすい状態に。

血栓が脳や心臓、肺に飛んで血管を詰まらせると、脳梗塞、心筋梗塞、肺塞栓症になってしまいます。

夏血栓の予防方法は?

夏血栓を防ぐには、何よりも水分補給が大切です。

1日に体から排出される水分は、尿や汗、便などを合わせて約2.5リットル。

それを補給するには、代謝水(摂取した食べ物が体内で分解されるときに発生する水のこと)の0.3リットルのほか、飲料水で約1.2リットル、食事で1リットルの水分をとることが必要。

1日8回に分けて、1回150〜200ミリリットルの水分を摂取するようにするといいでしょう。

脱水のサインを見逃さないこと。

脱水のサインは手に表れやすいといいます。

脱水状態になると、全身の血流が悪化。

手に血液が巡りにくくなり、指先が冷たくなったり、皮膚の張りがなくなったりします。

こうした症状が見られたら、即座に水分を補給しましょう。

とくに経口補水液を飲むと、水分が吸収される小腸まで素早く届きます。

※参考サイト
■東京新聞「暑さで脱水「夏血栓」注意 脳梗塞などの引き金に

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