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今朝のLINKED通信

covid

ジメジメ梅雨どき、食中毒のシーズン到来。

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気温が上がり、湿気が多くなる6月からは、食中毒の原因となる細菌の増殖がぐんと活発になります。
この時期、どんな細菌に注意したらいいでしょうか。

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食中毒はどんな病気?

食中毒は、細菌やウイルスがついた食べ物を食べることによって、下痢や腹痛、発熱などの症状が出る病気です。

とくに6月から9月にかけて増えるのが、細菌による食中毒です。

症状が軽い場合は安静にして様子を見ればいいのですが、ときには命に関わることもあるので油断は禁物です。

食中毒を起こす細菌は?

食中毒で多く見られる代表的な細菌を確認しておきましょう。

1.サルモネラ菌
十分に加熱していない卵・肉・魚などに増殖します。食後、6~48時間で吐き気、腹痛などの症状が出ます。

2.黄色ブドウ球菌
人の皮膚などにいる菌で、おにぎり、巻き寿司などに菌が増殖します。食後30分~6時間で、吐き気、腹痛などの症状が出ます。

3.腸炎ビブリオ菌
塩分のあるところで増える菌で、生の魚や貝などの魚介類で増殖します。食後2~7日で、下痢、発熱などの症状が出ます。

4.カンピロバクター
十分に加熱されていない鶏肉や刺身、生野菜などで増殖しやすい菌です。食後2~7日で、下痢、発熱などの症状が出ます。

5.腸管出血性大腸菌
O157やO111などの種類があり、十分に加熱されていない肉や生野菜などで増殖します。食後12~60時間で、激しい腹痛、下痢などの症状が出ます。

食中毒を防ぐには、手洗いや食材の保存に注意するとともに、調理では十分に加熱することを心がけましょう。

※参考サイト
■農林水産省「食中毒の原因と予防

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