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「XBB.1.5」のルーツは?
「XBB.1.5」はオミクロン株の1つで、複数のタイプの新型コロナウイルスが組み合わさった変異ウイルスです。
去年春ごろから日本国内でも広がったオミクロン株の「BA.2」の2つのタイプが組み合わさった変異ウイルス「XBB」。
そこから、さらに派生した「XBB.1」に由来すると考えられています。
「XBB.1.5」の特徴は?
「XBB.1.5」が猛威を振るうアメリカでは、感染力が非常に強いと見られています。
また、過去の感染やワクチン接種で得た免疫から逃れる性質も、これまでの変異株の中で最も強い部類に入るそうです。
これらの特徴をまとめると、「これまで感染した人も含めて誰でも感染しやすく、ワクチンも効きにくいウイルス」だといえます。
重症化しやすいかどうかは不明。
「XBB.1.5」の重症化のしやすさについては、現時点では十分なデータはないので、過度に恐れる必要はなさそうです。
ただし、感染力が強いため、病院に負担がかかり、すでに3年間継続しているパンデミックに悪影響を及ぼすのではないかと懸念されています。
※参考サイト
■YAHOO!ニュース「日本でも確認、『感染力最強』のオミクロンXBB.1.5について今わかっていること(2023年1月11日)」
■NHK NEWS WEB「オミクロン株『XBB.1.5』米では感染力が強い傾向 WHO初期調査(2023年1月12日)
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