
2020.05.1344 views
介護の必要な高齢者が多く入所している老人保健施設で、新型コロナウイルス感染症のクラスター(感染者集団)が相次いで発生しています。こうした状況に危機感を持つ公益社団法人 全国老人保健施設協会(全老健)は、4月21日、加藤勝信厚生労働大臣に向けて要望書を提出しました。
要望書によりますと、
●老健施設では、入所者に多数の陽性者が出たにもかかわらず、速やかに入院できずに入所を継続せざるを得ない状況になっていること
●現場の職員にも自宅待機の者が多く、只でさえ人手不足の介護現場で、残された少ない職員が疲弊していること
●陽性者のケアを続けることで感染を拡大させるのではないか不安を感じていること
などが報告されています(4月21日現在)。
さらに4月28日の記者会見で、全老健は入所者の早期入院と並んで、入所前のPCR検査の要望についても訴えました。
重症化しやすい高齢者が多く入所する施設や介護事業所は、どこも懸命に感染予防に取り組んでいます。しかし、今後も引き続きクラスター発生のリスクが懸念されます。高齢者と介護者の双方を守るために、介護現場を支える仕組みづくりが早急に必要です。
■要望書「介護現場における新型コロナウイルス感染者の対応について(要望)(全老健第2-14号)」
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『猫のつぶやき…ボク知ってるよ、誰もいない時、君たちうろうろしてるよね。あっちこっち行ってるね。ボクは知ってる』
1955 愛知県名古屋市生まれ
1980 愛知県立芸術大学美術学部デザイン科 卒業
1985 有限会社ワイズ 設立
広告・編集に関わるデザイン業とともに、 画家として個展やグループ展など精力的に活動する。 あいち造形デザイン専門学校(旧 名古屋デザイン専門学校)の 講師を開校時より務める。以降、2018年度まで勤務。
2019 3月23日逝去。享年63歳。
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画像提供:PIXTA
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