毎日発信 今朝のLINKED通信
今の疾病に関する気になる情報を毎日発信しています。
今の季節だから流行る病気や対策など、いち早く知って予防しましょう。
今朝のちょっと深読み
新型コロナ、収束・終息はいつ?
新型コロナウイルス感染症は、ヨーロッパなどで再び感染が拡大。
まだまだ収束(収まること)・終息(完全に終わること)の見通しは立っていません。
ではどうすれば、まずは流行を収束させることができるのでしょう。
鍵を握るのは「集団免疫」。
新型コロナを収束させるには、集団免疫を獲得することが必要です。
集団免疫とは、特定の集団や地域で、特定のウイルスに対する免疫力を持つ人が一定の割合に達し、その人たちが壁になって感染が拡大しなくなった状態です。すなわち、新型コロナに感染した人が増えると同時に、ワクチンが開発され、それが多くの人々にいきわたれば、新型コロナは収束に向かいます。
集団免疫の抗体保有率については諸説あり、「集団の6〜8割が抗体を持つ必要がある」という意見や、「集団の2〜3割が抗体を持てば良い」という意見もあります。
新型コロナの抗体は持続しない
私たちはこれから集団免疫の獲得をめざしていくわけですが、海外では気になる研究報告もあります。
それは、「新型コロナの場合、感染もしくは予防接種で抗体が得られても、数カ月で抗体が減衰してしまう」というもの。
そうなると、私たちは集団免疫をなかなか獲得できず、収束への道のりが遠のきます。
ましてや、新型コロナを完全に終わらせる「終息」は、さらにずっと先のことになると言えるでしょう。
※感染症の「終息」については、9月30日の記事でもご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。
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今朝のTOPIC
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先週のLINKED通信
ほっと一息、コロナの休息
『昨日は秋晴れ、「対話型鑑賞会」というものに参加するために名鉄瀬戸線(昔の瀬戸電)清水駅から尼ヶ坂駅の間の高架下に新しく出来た咲く町商店街に出かけた。』
画像提供:PIXTA
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