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毎日発信 今朝のLINKED通信

今の疾病に関する気になる情報を毎日発信しています。
今の季節だから流行る病気や対策など、いち早く知って予防しましょう。

今朝のちょっと深読み/新型コロナのエピセンター化って何?

東京大学先端科学技術研究センター名誉教授の児玉龍彦氏が、7月16日の参議院予算委員会(閉会中審査)の参考人として発言。

東京発の感染拡大に対し、「総力で対策を打たないと大変なことになる」と警鐘を鳴らしました。

東京のエピセンター化とは。

児玉先生の発言で注目されるのは、「新宿区に新型コロナウイルスのエピセンターが形成されつつある」という発言でした。

耳慣れない言葉ですが、エピセンター(epicenter)とは、震央、発生地、震源地、中心点という意味。

すなわち、感染者が多く集まり、持続的に多量のウイルスが排出されることによって、今や新宿区が感染拡大の震源地になりつつある、として強い危機感を示したのでした。

制圧するために、大規模なPCR検査を。

では、このエピセンターを制圧するにはどうすれば良いでしょう。

児玉先生は、新宿区事業者の特別検診(20万人)と新宿区民(33万人)の一斉検査を提案しています。

国費で統括責任者を置き、行政(区、都、国)、保健所、病院、大学の連携で検査に取り組むこと。
また、8人の検体を1本の試験管にまとめて調べるプール方式を採用すれば、10日間で50万検体 を検査できるとしています。

このように、エピセンター(感染集積地)に集中して大規模な検査をすることは、安全で安心な社会を取り戻すための第一歩になりそうです。
ぜひ、実現に向けて、議論を重ねてほしいものです。

■詳しくは、「参議院予算委員会資料(2020年7月16日)」へ。

今週の新着情報

Good Challenge for 新型コロナウイルス対策

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4連休が始まり、外出をされる方も増えると考えられますので、もう一度マスクの使い方の理解を深めましょう。

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接触感染を防ぐには、こまめな手洗い、そして顔を触らないようにすることが必要ですが、厚生労働省によると、人は1時間に23回、顔を触っているとのことです。

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ほっと一息 コロナの休息

編集部の協力クリエイターたちが提供してくれた、ほっと一息つけるコンテンツを毎日お届けします。

今朝の1枚

『焼き立てパンとサラダで軽くランチ、非常食の魚の缶詰も付けてみた。サラダを混ぜる前、缶詰を開ける前の彩りが良かったのでパチリ。

撮影者プロフィール

南部辰雄(なんぶ たつお)
Tatsuo Nambu

名古屋生まれ、高校まで名古屋で育ったなァ、確か・・
詳しくはコチラ>>https://www.nambu-web.com/

 

『LINKED Plus』アーカイブ集 ※こちらは過去に配信した特集記事となります。

新型コロナウイルス感染症が猛威をふるう今、もう一度、自分たちの地域医療を支える病院の取組を再確認しませんか?

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画像提供:PIXTA

 

 

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“新型コロナのエピセンター化って何?” への1件のコメント

  1. ともみん より:

    国費を使って検査して、結果増えましたー。だけにか感じられないです。どーして対策をとっていくのか、拡大防止どーしていくのかなど、一般市民には見えてこないです。
    GOTOキャンペーンの要約がよい例になってます。市民からは失笑しかでないですね

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