毎日発信 今朝のLINKED通信
今の疾病に関する気になる情報を毎日発信しています。
今の季節だから流行る病気や対策など、いち早く知って予防しましょう。
お口の小さなトラブルを見過ごすと心身にも影響が。
社会性の低下がフレイル(虚弱)の始まりとされ、人との繋がりが薄れると口腔ケアがおろそかになりがちです。
お口の小さなトラブルを見過ごすと、硬い食べ物を避けるようになり、食べる、話す、表情を作るなどの口腔機能が低下します。
この機能の低下は、栄養不足や社会との繋がりを減らし、結果として心身の健康にまで悪影響を及ぼします。
8020運動で生活の質を高める。
健康な食生活を維持し、社会的な活動に参加するためにも、日頃からの口腔ケアが大切です。
日本歯科医師会の推奨する「8020運動」は、80歳で20本以上の自分の歯を保つことを目指した取り組みです。
厚生労働省によると、平成28年には8020達成者が5割を超えたと報告されています。
また、8020達成者は生活の質が高く、寿命も長いと報告されています。
オーラルフレイルを予防するには。
●定期的な歯科検診を。
かかりつけ歯科医をもち、定期的に歯科検診を受けるようにしましょう。
●お口のトラブルを見逃さない。
オーラルフレイルは、お口の小さな衰えの積み重ねで進行します。「最近、むせやすくなった」、「お口が乾く」、「滑舌が悪くなった」などの、お口のトラブルには普段から注意するようにしましょう。
●よく噛んで、バランスのとれた食事を。
バランスのとれた食事は、健康な体作りの基本です。さらに、様々な食べ物を摂取することで、噛む機能を維持することができます。
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最後に、お口の健康は嚥下機能にも関連し、誤嚥性肺炎のリスクを減らすためには、頬や舌の筋肉のケアも重要です。
オーラルフレイルの予防と管理は、自立した生活を送るために不可欠なのです。
※参考サイト
■名古屋市「チェックして 知って 予防しよう オーラルフレイル」
■噛むこと研究室「老化はお口から。 ~オーラルフレイルとは~」
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