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全体の平均よりも睡眠時間が1時間短い
2018年の「経済協力開発機構(OECD)」の調査によれば、日本の平均睡眠時間は7時間22分と、調査された33ヵ国中で最も短い結果となり、これは全体の平均よりも1時間短い数字です。
昼夜の気温差がはっきりとしてきたこの時期。昼間の過ごしやすさと、朝晩の涼しさが交差する秋は、睡眠習慣を見直す絶好のチャンスといえるでしょう。
夜の長さ、安定した環境、運動のしやすさがポイント
秋の特長として、まず「夜が長くなる」ことが挙げられます。
夏より日が早く沈む秋は、メラトニンという睡眠ホルモンの分泌が増えるため、より深い眠りを得ることができます。
また、秋は「環境の変化が少ない」ことも睡眠の質向上のポイント。春は新生活が始まることで、心身にストレスがかかることが多いのですが、秋はそのような大きな変化が少ないため、睡眠も安定します。
さらに、秋の適度な気温は運動を始めるのに最適です。運動は心拍数を上げることで、質の良い眠りを誘発します。夏の暑さで運動を控えていた方も、この時期なら心地よく体を動かすことができるでしょう。
夏に比べて睡眠時間が長くなる
また、意外に知られていない事実として、秋は「本能的に眠る時間が長くなる」のです。
夏に比べて冬には平均で約30分、睡眠時間が長くなると言われています。これは冬眠する動物のように、秋分から冬至にかけての期間、私たちの体も長く安らぐ時間を必要としているからです。
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結論として、秋の訪れは自然のリズムに従い、質の良い睡眠をとるための絶好の機会。
夏の疲れをしっかりと癒し、新しい季節を迎える準備を整えるためにも、しっかりと睡眠の質を高める努力をしてみましょう。
※参考サイト
■ウェザーニュース「睡眠習慣を改善 秋が最適な理由とは」
■ハウスダイレクト「日本人の平均睡眠時間はどれくらい?自分に合った睡眠時間の見つけ方」
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