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今朝のLINKED通信

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健康のための効果的な日常の運動、知っていますか?

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前回は、運動不足になるとどんな影響があるかを解説しました。
今回は、シンプルで効果的な日常的に取り入れやすい運動方法について解説します。

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18〜64歳までは1日60分、65歳以上は1日40分を目安に。

厚生労働省が発表した「健康づくりのための身体活動基準2013」及び「健康づくりのための身体活動指針(アクティブガイド)」では、年齢別に私たちの健康を維持するための運動方法を示しています。

18~64歳まで
毎日、歩行や掃除といった身体活動を60分間継続して行いましょう。加えて、息が弾むような運動を、週に1回60分のペースで実践することをおすすめします。

65歳以上
特定の運動をするというよりも、とにかく動くことを心がけ、毎日40分間の身体活動を取り入れることが大切です。

効果的に、そして楽しく続けるためのポイント。

毎日10分だけ体を動かそう。

毎日10分だけ体を動かすことで、健康への効果が飛躍的にアップすると報告されています。
車通勤からの徒歩や自転車への変更、電車の一駅手前での下車、テレビを見ながらの体操など、日常の中に運動の機会を見つけるのが鍵です。

仕事中も健康を意識して、少し離れたトイレへの移動や休憩時間の軽い体操もおすすめです。また、家事もエクササイズの一つと捉え、掃除や洗濯はキビキビと行い、合間にちょっとした体操で気分もリフレッシュさせましょう。

目指せ!毎日8,000歩。

歩数を意識し、18~64歳では毎日60分、65歳以上は40分の活動を目指しましょう。歩くときは、少し意識して歩幅を広くし、速歩きで進みましょう。

筋トレやスポーツを取り入れるとさらに効果的です。

運動は「一緒に」が魔法の言葉。

家族や友達と一緒に運動を楽しむことで、達成感を共有し、継続のモチベーションもアップします。
地域のスポーツイベントや施設へ参加したり、休日は家族や友人とスポーツやアウトドアで体を動かしてみましょう。

食事と運動、ベストパートナーを見つけよう。

運動だけでなく、食事も見直しましょう。

適切なエネルギー摂取、バランスの良い食事、油少なめの調理法など、食事の質を高める工夫で、健康づくりをさらに効果的に。

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健康は毎日の小さな習慣から。今日から始めて、より健やかな毎日を手に入れましょう!

ただし、運動は私たちの健康にたくさんの良い影響をもたらしますが、時にはリスクも。

間違った方法や知識不足での取り組みは怪我や体調不良の原因となり得ます。自分の体調と相談しながら、少しずつ始めるようにしましょう。

※参考サイト
■厚生労働省「「健康づくりのための身体活動基準2013」及び「健康づくりのための身体活動指針(アクティブガイド)」について
■健康長寿ネット「健康づくりのための運動方法

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画像提供:PIXTA

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