毎日発信 今朝のLINKED通信
今の疾病に関する気になる情報を毎日発信しています。
今の季節だから流行る病気や対策など、いち早く知って予防しましょう。
栄養バランスの良い食事を。
骨の健康を保つためのキーとなるのは、カルシウム、ビタミンD、ビタミンKの摂取です。
カルシウム
乳製品や小魚、大豆製品からの摂取が推奨されます。1日に700〜800㎎を目安としましょう。
ビタミンD
サケやウナギ、卵などの食材に含まれています。また、適度な日光浴によって体内で生成されます。冬は30分〜1時間程度の散歩を、夏は木陰で30分程度過ごすようにしましょう。ただし熱中症対策は必ず行うようにしてください。
ビタミンK
納豆やホウレン草などの緑黄色野菜から摂取可能です。
適切な運動を取り入れる。
運動が骨密度の維持や向上に効果的なのは、骨に負荷がかかるとその負荷に対応して骨を強化する仕組みがあるためです。
運動による刺激を受けると、骨にカルシウムが沈着しやすくなり、骨の生成を担当する骨芽細胞が活発になります。この過程で、骨が強固になります。
特に、ウォーキングやジョギングなどの負荷がかかる運動が骨の強化に役立ちます。また、フラミンゴのように片脚で立つ運動も、骨密度のアップやバランス感覚の鍛練に有効です。
家の中の安全確保。
高齢者の骨折の多くは、家の中での転倒によるものです。日常の環境をチェックし、転倒リスクを減らす取り組みをしましょう。
定期的な骨密度検査。
骨密度の減少は、初期には自覚症状がないことが多いです。女性は男性よりも骨粗しょう症のリスクが3倍高いので、40歳を過ぎた女性は、定期的な骨密度検査を受けることで、現在の骨の状態を把握するようにしましょう。
骨密度検査は骨に含まれるカルシウムやミネラルの量を測定する検査で、若い人の平均骨密度と比較し、現在の骨の状態が何%であるかが示されます。
若い人の骨密度と比較して80%未満になると注意が必要で、70%以下になると骨粗しょう症と診断されることが多いです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
骨粗しょう症は、予防することが可能な病気です。
日常生活の中での食事や運動の工夫、定期的な健診を通じて、健康な骨を保ち続けたいですね。
※参考サイト
■IIhone.jp「食事と運動」
■IIhone.jp「骨粗しょう症の運動療法とは(1)」
■骨だいじょうぶ.com「骨粗しょう症の検査」
当倶楽部のLINE公式アカウントにご登録いただくと、医療や健康に関する各種情報や、専門医や医療スタッフによるWEBセミナーの情報をお届けします。『お友だち登録はこちら』からお申し込みください!
医療現場の「今」を知ろう
西尾市民病院
放射線治療の進化が がんの治療効果を高める。
先進的な放射線治療装置を導入し、乳がんや肺がんなどの集学的治療を推進する取り組みをレポートします。
みよし市民病院
「食」は生きる原点。その大切さを伝えたい。
患者個々の状態に合わせ適切な栄養を提供し、患者の治療効果を栄養面からサポートしていく栄養課の活動をレポートします。
岐阜県総合医療センター
妊娠22週を超え、小さな命を救う闘い。
安全な分娩の基礎となる、早産管理。妊娠週数をできるだけ延ばし、後遺症のない出産を目指すための取り組みをレポートします。
岡崎市民病院
肺がんを正しく診断し最適な治療法を提案。
確定診断のむずかしい肺がん。専門医の知見を集め、正しい診断を導き出す取り組みについてレポートします。
画像提供:PIXTA
中日新聞リンクト編集部からのお願い
皆さまからいただくコメント・ご意見が、私たちの活力になります。より良いサイトづくりのため、皆さまの投稿をお待ちしておりますので、ぜひ下記投稿欄からお気軽にコメントください!
(各病院への診療に関する質問・相談等はこちらではお答えできませんのでご了承ください)
コメントを残す