毎日発信 今朝のLINKED通信
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今の季節だから流行る病気や対策など、いち早く知って予防しましょう。
サルコペニアとは、加齢とともに、全身の筋肉が減少し身体の機能が低下した状態。
特に75歳以上の高齢者に多くみられるサルコペニア。加齢や病気で筋肉量や食事の摂取量が減少することが要因と考えられています。
進行すると、歩行速度の低下や日常生活動作の困難、さらには転倒・骨折などを引き起こし、寝たきり状態へと移行するリスクがあります。
これらは、フレイルと呼ばれる、健康と要介護の中間的な状態を示す指標と密接に関連しています。
こんな人は要注意、サルコペニアになりやすい人。
●75歳以上の高齢者でやせている
動物性たんぱく質の摂取が少ない粗食の人は特に注意しましょう。
●医師からメタボや肥満を指摘されているが脚が細い
食事制限は行っているけれども、運動を全くしていないといった場合に多くみられ、筋肉の減少と肥満の両方を併せ持つ「サルコペニア肥満」と言われています。
●若い女性
食事制限だけのダイエットを行い運動をしない場合は、脂肪とともに筋肉も少なくなってしまいます。
「指輪っかテスト」でセルフチェックを。
1. 両手の親指と人差し指を合わせるようにして輪を作ります。
2. 利き足でない方のふくらはぎの一番太い部分を輪で軽く囲みます。
3. 囲むことができない、もしくはちょうど囲める方は問題ありません。
4. 逆に、指がしっかりと重なる、またはふくらはぎと輪の間にすき間ができる場合は、サルコペニアの可能性が高くなります。
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サルコペニアが進行すると寝たきり状態へ移行するリスクがあるため、早めの予防が重要です。
次回はサルコペニアと密接に関係するフレイルと予防方法について解説します。
※参考サイト
■山梨県厚生連「「サルコペニア」と「フレイル」を予防して健康長寿!」
■NHK「【徹底解説】急激に筋肉が落ちる病気「サルコペニア」とは? 若い人でも要注意」
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