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毎日発信 今朝のLINKED通信

今の疾病に関する気になる情報を毎日発信しています。
今の季節だから流行る病気や対策など、いち早く知って予防しましょう。

今朝のLINKED通信

covid

台風が近づくと増える頭痛や倦怠感などの気象病、その原因と対策。

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最近、台風が増えてきましたね。
気象病(天気痛)とは、気圧の変化や湿度、温度などの気象条件が変わることで起こる体調不良のことです。
頭痛、関節痛、倦怠感などの様々な症状があります。

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気象病になりやすい人とは?

大きな要因として気圧があげられますが、気圧の変化に敏感に反応する人が気象病になりやすいとされています。

私たちの耳の奥の内耳には気圧を感じるセンサーの機能があり、気圧の変化を脳へ伝えています。

台風が近づくと気圧が急激に変化し、センサーが過敏に作用して自律神経が乱れることで、頭痛やめまいが起こりやすくなります。

乗り物酔いをしやすい人や耳鳴り症状がある人は特に注意が必要です。

事前の対策と生活習慣の見直し。

治療はそれぞれの症状に合わせた対症療法になりますが、事前に対策をとり生活習慣を見直すことで症状を緩和させることができます。

耳のケア
耳をくるくる回してマッサージをしたり、ホットタオルで温めることで、耳の血流をよくし自律神経を整えることができます。

痛み日記
気圧や天候の変化、その日の活動状況や服用薬を記録することで、自分がどのような条件で症状が出やすいかを明らかにできます。

そして、専門医と協力して適切な治療や予防策を立てることが可能になります。

天気痛アプリ
最近では、「頭痛ーる」や「ウェザーニュース」などの天気痛のアプリも登場しています。

これを利用することで、気象病の発症リスクを事前に知り、薬の服用タイミングなどを調整することができます。

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気象病は、気圧や天候の変化によって引き起こされる一連の症状です。

台風シーズンが到来しますが、事前に対策をとることで症状の緩和に繋げましょう。

※参考サイト
■東洋経済ONLINE「【気象病】台風や寒暖差の体調不調で疑うべき事
■ウェザーニュース「台風接近で発症する「台風頭痛」はこうしてやわらげる
■ウェザーニュース「ここをケアすれば楽になる? 気圧変化を敏感に察知する身体の気圧センサーとは

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画像提供:PIXTA

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