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今朝のLINKED通信

covid

健康的な夏を過ごすために、夏風邪予防の2つのポイント

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前回は夏風邪の特徴や症状を解説しました。今回は夏風邪の予防法と免疫力アップについてお伝えします。
特に免疫力が低下している時に夏風邪をひいてしまうと長引く可能性が高くなります。

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手洗いとうがいの徹底

飛沫感染が多い冬の風邪と異なり、夏風邪は経口感染が多いため、手洗いとうがいが重要です。

手洗いは、流水で手を濡らした後、石鹸をつけて手のひらから始め、手の甲、指先・爪の間、そして指の間を丁寧に洗います。

親指も忘れずに洗い、手首まで洗うことが大切です。

洗い残しが多い部位を意識して洗うことと、手を清潔なタオルでしっかり拭くことも忘れずに行いましょう。

家族が夏風邪になってしまった場合は、トイレや洗面所のタオルの使いまわしを避けましょう。

免疫力アップのための食事と生活

①ショウガやニンニク、乳製品をとりいれる
バランスのとれた食事を心がけるとともに、発汗を促し免疫力を高めるショウガやニンニクを使用した料理がおすすめです。

乳製品のたんぱく質には免疫を活性化する成分が多く含まれているため、肉類が重く感じるときは、チーズやヨーグルトで動物性たんぱく質をとるようにしましょう。

②適度な昼寝がおすすめ
睡眠不足が続くと免疫力が急激に低下するため、睡眠を十分とることが大事です。可能であれば、15分程度の昼寝をおすすめします。

また、入浴後にすぐ寝てしまうと体が急激に冷え、風邪をひきやすくなります。そのため、入浴後はしばらく体を休めてから寝るようにしましょう。

③適切な室温調整で冷えを防ぐ
エアコンを長時間使うと体が冷えすぎ、血行が悪くなります。

自宅ではエアコンをときどきとめる、オフィスなどではひざ掛けなどを常備し、お腹や足元を冷やさないよう注意しましょう。
室温は28度程度がおすすめです。

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夏は楽しい季節ですが、夏風邪をひかないように、手洗いとうがいの徹底、バランスの良い食事や十分な睡眠、適度なエアコンの使用を心がけて、元気に夏を過ごしましょう。

※参考サイト
■山梨県厚生連「治りにくい「夏風邪」にご注意を!
■OMRON「vol.109 「夏風邪」をひかない生活を

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