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今朝のLINKED通信

covid

長引く咳に要注意。その症状は夏風邪?

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本格的な夏を迎える中、熱中症とともに、夏風邪にも注意が必要です。
先日、夏風邪の一つである「ヘルパンギーナ」についてご紹介しましたが、もう一度夏風邪についてチェックしてみましょう。

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高温多湿を好む夏風邪のウイルス

風邪のウイルスは冬の低温で乾燥した空気を好みますが、多くの夏風邪のウイルスは高温・多湿の環境を好み、湿度が50%を超えると活発化しはじめます。

代表的なウイルスは、「アデノウイルス(プール熱)」「エンテロウイルス(手足口病)」「コクサッキーウイルス(ヘルパンギーナ)」などがあります。子どもがかかりやすい病気ですが、大人がかかると重症化する場合があるので注意が必要です。

長引く咳、のどやお腹の痛みが特徴

夏風邪のウイルスはのどや腸で増えるものが多く、のどの痛みや長引く咳、腹痛、下痢などが特徴です。

発熱すると37.5度くらいの微熱が続く場合が多いです。

一方、冬風邪は、高い熱と鼻水や鼻づまりなどの症状がみられます。

なぜ夏風邪は治りにくいの?

①ウイルスの排出時間
原因となるウイルスの多くがお腹の中で増えるため、体の外に排出されるまでに時間がかかります。

②有効な治療薬がない
夏風邪の特効薬はないため、症状に合わせて治療を行う対処療法が中心です。

③免疫力不足
夏の暑さや疲れによって食欲不振や睡眠不足に陥り、体力や免疫力が落ちてしまいがちです。そのため、ウイルスを退治するまでに時間がかかります。

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夏風邪について詳しく知ることで、この夏を元気にお過ごしくださいね。
次回は予防法や免疫力アップについてお伝えします。

※参考サイト
■山梨県厚生連「治りにくい「夏風邪」にご注意を!
■DAIKINストリーマ研究所「夏風邪は特効薬がないって本当?対策として知っておきたいウイルスと空気の意外な関係

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画像提供:PIXTA

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