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今朝のLINKED通信

covid

運動不足の人は将来、要介護になりやすい。

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生活習慣病について学ぶシリーズ、16回目は「ロコモティブシンドローム」について。
運動不足が気になる人に知ってほしい、運動器の健康情報です。

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ロコモティブシンドロームはどんな病気?

ロコモティブシンドロームは、筋肉、骨、関節、軟骨、椎間板といった運動器のいずれか、あるいは複数に障害が起こり、「立つ」「歩く」といった機能が低下している状態です。

略称は「ロコモ」、和名は「運動器症候群」といいます。

ロコモが進行すると、将来、動けなくなり、介護が必要になるリスクが高くなります。

要支援、要介護になる原因のトップは、実はロコモなどの運動器の故障なのです。

どうしてロコモになるの?

ロコモの要因はさまざまですが、運動器の病気(変形性関節症や関節リウマチなど)、加齢や生活習慣による運動器の機能低下があげられます。

運動や食事をおろそかにした生活習慣を続けると、筋力や柔軟性が衰え、しだいにロコモになっていきます。

便利に移動できる都会では、日常生活に支障がなくても筋力が低下していることがあり、注意が必要です。

また、肥満や痩せすぎもロコモの危険因子です。

諦めないで。ロコモは回復できる病気です。

ロコモと診断された場合、さまざまな対処療法が行われます。

運動器の病気が原因の場合は薬物や手術による治療、運動不足や加齢が原因の場合は筋力やバランス力のトレーニングが有効です。

そのほか、痛みやしびれに対する治療、栄養不足や栄養過多の改善なども行っていきます。

こうした療法をしっかり行えば、ロコモは回復可能。

不自由なく動けるようになるので、早めの診断・治療が大切です。

次回は、ロコモのチェックについて見てみましょう。

※参考サイト
■健康長寿ネット「ロコモティブシンドロームの原因

■日本整形外科学会ロコモティブシンドローム予防啓発公式サイト「ロコモONLINE

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