岡崎市民病院

【チーム医療を知ろう】摂食嚥下栄養サポートチーム

岡崎市民病院のTeam

2020.12.2951 views

多職種が一丸となり、安全に食べ・飲み込めるよう、適切な栄養状態が保てるよう、総合的に支援します。

「嚥下・栄養・口腔」という3つの専門チームが、役割を分担し、連携して活動。


病気を治し、体を維持する上でも、生きる楽しみを感じる意味でも「口から食べて、栄養を摂取する」ことはとても大切です。しかし、高齢や病気になると、筋力低下や機能障害の影響で「食べること・飲み込むこと」がうまくできなくなり、誤嚥(ごえん)を繰り返したり、食欲自体が低下したりすることがあります。
当院の「摂食嚥下栄養サポートチーム」は、そうした患者さんの「食べる(摂食)・飲み込む(嚥下)」をサポートし、栄養状態を管理する専門部署です。当チームは、飲み込みの状態の評価・改善などを行う「嚥下チーム」と、食事などを工夫し栄養状態の改善をめざす「栄養チーム」、口腔内の環境を整える「口腔チーム」の3チームで構成されており、お互いに連携しながら、総合的な支援を行っています。

さまざまな職種が協働し、飲み込みや栄養に対する、多角的な支援を実施。


当チームの支援は、病棟看護師による入院時のスクリーニングから始まります。このスクリーニングはすべての入院患者さんが対象で「飲み込み、栄養、口の問題」という3つの観点から評価を行い、低栄養や誤嚥などの課題がある方を洗い出すというものです。その結果、支援が必要と判断された患者さんに対しては、専門チームが介入。定期回診やカンファレンスを行いながら、嚥下機能の検査、食事や姿勢の調整、リハビリテーションなど、さまざまな角度からサポートしていくのです。
もちろんこうした支援は、一職種だけで実現できません。当チームには、医師、歯科医師、看護師、管理栄養士、薬剤師、リハビリ職、歯科衛生士などの専門職が所属し、専門性を活かしながら、協働して支援を行っています。

Staff’s message

摂食嚥下障害看護認定看護師
西嶋久美子 (左)
管理栄養士
鶴田 恵 (右)

 

 今後も支援機能を高めていきます。皆さんも予防を心がけましょう。

摂食・嚥下や栄養状態に問題がある患者さんに対しては、何か1つを改善すればよいというものではなく、食事内容や、姿勢、筋力、口腔環境など、さまざまな課題に対し、総合的にアプローチする必要があります。当院が「嚥下・栄養・口腔」という3つのチームを集約したのは、まさにこうした患者さんに対し、多科、多職種が一丸となってサポートできる体制を整備するためです。
当チームではこれからも、入院中のサポートはもちろん、さらに入院前・退院後を意識した支援を行い、地域に向けた啓発活動などにも力を入れていきたいと思います。最近では、低栄養の高齢者も増えています。皆さんも加齢のためと片づけず、普段から栄養摂取や運動、口腔ケアに力を入れていただければと思います。

 

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    岡崎市民病院は、岡崎市と幸田町の人口43万人の命と健康を預かる高度急性期医療を得意とする地域中核病院です。2020年4月に愛知県がんセンター岡崎病院が岡崎市に移管され、岡崎市立愛知病院となったことに伴い、愛知病院で行ってきた専門性の高いがん診療を順次、岡崎市民病院で実施できるようにしています。今後も市民・町民のみなさまから、困ったときに頼りになる市民病院でいられるよう、体制を整えてまいります。

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