
【私たちの得意領域】内科(循環器)
ヨナハのCURE:診療科紹介
ヨナハのCURE:診療科紹介
2020.10.26251 views
胸の痛みや息苦しさ、動悸などの症状がある患者さんに対しては、症状を詳しくお聞きし、心臓以外の病気を含め、さまざまな原因を考えます。心臓の代表的な検査、運動負荷を含む心電図や心エコー、胸部X線検査などを行います。検査結果によっては、より詳しい情報を得る必要がある場合もあります。この場合、入院していただき、心臓カテーテル検査をお勧めすることがあります。この検査は、カテーテルと呼ばれる細長い管を、手首などの動脈から血管内に挿入して、心筋に酸素と栄養分を運ぶ冠動脈を造影して詳しく調べる検査です。
冠動脈が狭くなったり(狭心症)、詰まったり(心筋梗塞)する病気が疑われるときは、カテーテルを通じて、より詳細に検査をし、治療法を決めます。
お薬を飲むだけで狭心症発作が抑えられる狭心症もあります。さらに、当院ではお薬だけでは抑えられない狭心症などに対する、カテーテル手術を施行しています。この治療では、風船付きカテーテルを使用します。血管が狭くなっている場所で風船を膨らませて血管を押し広げ、ステント(筒の形をした網状金属)を留置し、血管を内側から固定します。この治療によって、狭くなっていた部分の血液がスムーズに流れ、狭心症が改善されます。下肢動脈からカテーテルを挿入したときは、治療後に抜いた所から出血しないように、3時間の安静が必要です。
なお、一般には、狭心症の基本的な治療は薬物療法になります。薬の種類は、血液をサラサラにして血の塊ができにくくする抗血小板薬(アスピリンなど)や、狭心症の発作を予防するカルシウム拮抗剤などが用いられます。
当院では、足の血管の病気(下肢閉塞性動脈硬化症)に対しても、カテーテルを用いた治療を積極的に行っています。足の動脈硬化により、血管が狭くなったり、詰まったりすると、その先の血流が減少し、歩行障害などが現れます。さらに重症になると、足を切断しなくてはなりません。
そうなる前に、カテーテル治療で狭くなった血管の部位を広げ、ステントを留置。血流を改善し、患者さんのQOLを守るよう努めています。ふくらはぎに疲れやだるさを感じたり、足が痛くて歩きづらかったり、足に冷たい感じやしびれを感じるようなことがあれば、まずはお気軽にご相談ください。
皆さまからいただくコメント・ご意見が、私たちの活力になります。より良いサイトづくりのため、皆さまの投稿をお待ちしておりますので、ぜひ下記投稿欄からお気軽にコメントください!
セッションの有効期限が切れました
もう一度ログインしてください。 新しいタブでログインページを開きます。ログイン後、そちらを閉じてこのページに戻ることができます。