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病院・クリニックからのトピックス
岡崎市民病院

【チーム医療を知ろう】がんサポートチーム

岡崎市民病院のTeam

2020年3月26日|1,133 VIEW

がん患者さんが安心・安全に治療や療養を行えるよう、多方面からサポートを行っています。

がんを治すだけでなく、がん患者さんのQOL支援にも力を入れています。

がんは私たちの身の回りに当たり前にある病気となり、治療の進歩に伴って、がんをコントロールしながら生活を続ける人も増えてきています。その一方で、がん患者さんの多くは、診断、治療、療養といったさまざまな局面で、悩みや不安、苦痛を抱えるもの。私たち病院も、かつてのように「がんを治す」だけでなく、がん患者さんが生活の質を保ちながら暮らしていけるよう、支援機能を高めていかなければなりません。当院では、そうしたがん患者さんのために、緩和ケアチームやがん相談支援センター、がん看護外来を開設するなど、さまざまな取り組みを進めています。そして、それらの部門を総称して「がんサポートチーム」と呼んでいます。

3つの部門を中心に、多部門、多職種が連携してがん患者さんを支えます。

がんサポートチームのなかで、「緩和ケアチーム」は、がんに伴う体や心の苦痛を中心に、症状を和らげ、治療・療養生活を送るためのサポートを行う部門。「がん相談支援センター」は、患者さんやご家族の持つ、がんに関する社会的・経済的問題や不安・疑問をお聞きし、その解決のお手伝いをする部門です。また「がん看護外来」では、専門知識を持つ看護師が、医師とはまた違った目線から、日常的なケアや指導などを行っています。そしてこれらの部門は、個別に活動するだけでなく、それぞれが情報を共有し、他部門や院内外の専門職とも密に連携。がん患者さんの安心・安全な治療や社会生活を多方面から支援しているのです。

Staff’s message

副院長(緩和ケアチーム)鈴木 祐一 (左)
がん性疼痛看護認定看護師(緩和ケアチーム)森 千晴 (右)
がんの治療・療養でお悩みの方は、遠慮なく私たちにご相談ください。

がんに伴う苦痛や不安、悩みは千差万別ですし、一人ひとり希望や生活環境も異なります。そのため、私たちがんサポートチームのスタッフは、患者さんやご家族とのお話を何より大切に、それぞれの意向やペースに合わせた支援を行うよう心がけています。また、退院後も安心して生活を続けていただけるよう、講演会や勉強会の開催をはじめ、地域の皆さんと繋がり、地域全体でがん患者さんを支えていくための活動も行っています。がんでお困りの方は、どんな些細なことでも構いません。まずは近くの医療者に相談し、当院に繋いでもらってください。そしてその先で、私たちと一緒に望む生活を取り戻していきましょう。

がん相談支援センターのご案内

看護師やMSWがご相談をお受けしています。
●相談場所:西棟1階・売店前
●時間:平日午前9時〜午後4時

 

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