医療法人 尚徳会

【私たちの得意領域】産婦人科

ヨナハのCURE:診療科紹介

今回のテーマ不妊治療

原因を調べ、個々に合わせた最適な治療を行います。

不妊症の原因はさまざまです。

不妊症とは、一定期間避妊せずに性生活を続けても妊娠できない状態を指し、日本産婦人科学会が目安とするのは1年間です。不妊症の原因は、女性に子宮内膜症のような妊娠を妨げる因子がある場合、男性に勃起障害のような問題がある場合、適切なタイミングでの性交渉が無い場合などさまざまで、身体等に問題が無いにもかかわらず妊娠できない、原因不明のケースもあります。
原因不明とされるのは、妊娠率が低下する高齢の方に多く、加齢に伴い卵子や精子の質が低下することが主な要因と考えられています。日本では、晩婚化や結婚・出産に関する社会通年の変化で、子どもを望む人の年齢が高くなっており、それに伴い、原因不明に分類される人は増加を続けています。

不妊治療は日々進化を続けています。

不妊症が疑われる場合、まず問診・検査を実施し、原因を探ります。検査では、血液検査や超音波検査、造影検査などで、子宮・卵管・卵巣・粘液の状態を確認するとともに、男性側の精子の状態も調べます。
その後、検査結果に基づいて、個々の状態に合わせ「タイミング法」「人工授精」「生殖補助医療」などの治療が行われますが、子宮内膜症など明らかな不妊の原因がある場合には、その治療も合わせて行われます。治療法のなかで生殖補助医療とは、卵子・精子を人工的に受精・培養し、子宮内に移植する体外受精や顕微授精といった手法です。生殖補助医療は1978年に始まって以降、日進月歩で進化を続けており、卵子を育て採取する手法、受精・培養方法、移植方法といった各領域について現在研究が進んでいます。

ドクターからのメッセージ

ヨナハ産婦人科小児科病院 副院長
濱口元昭(産婦人科医師)
不妊治療においては、セルフケアが何より大切です。

不妊治療は発展途上の治療法で、各施設が日々模索を続けています。当院でも、常にアンテナを張り、患者さんに最適な治療を提供できるよう工夫と改善を行っています。近年では、子宮内や膣内のフローラを整えることで妊娠率が向上するという報告があり、当院においても積極的に実施しています。
但し、不妊治療で一番大切なのは、患者さんご自身のセルフケアです。まずは「自分たちには子どもを作る力がある」ということを認識し、子どもを作り育てるために健康を管理することが重要です。また、若い時から不妊症の原因となる疾患や加齢のリスクを正しく理解することも必要です。

 

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